ACETECH製弾速計AC6000の外観レビュー
これまで使っていたXCORTECHの弾速計X3200(初代)がフリーズするようになってしまったので、後継としてACETECH製のAC6000を購入しました。
今回、AC6000を選択した理由は以下の通り。
- 開口部が広い
- 計測履歴が残る
- X3200はコピー品との判別が困難
今まで使っていたX3200は開口部が狭い為か計測に失敗することが多々あったので、使い勝手に不満があったんですよ……。
また、スタンダードなモデルだからなのか、X3200シリーズはコピー品が多いとの噂(事実かどうかは判断できませんが。)がある為、避けた次第です。
計測精度がいい加減なものを買って、正確な数字が出ないのが一番困りますからね……。
そのような中でUAB公認のトレーサーを製造しているACETECH製なら信頼できるだろう、と判断しました。
パッケージと同梱品
まずはパッケージと同梱物を確認していきましょう。
パッケージは白地にメーカーロゴと製品名に製品写真。
写真には撮っていませんが、側面にはメーカーサイトへのリンクを仕込んだQRコードとシリアルナンバーを打ったシールが添付されています。
続いて弾速計本体と同梱物。
エアシールパッキンに包まれた本体に英文・中文の取扱説明書。それから輸入販売元の会社が作成した日本語取扱説明書。
英文や中文の説明書に抵抗がある人には日本語の説明書を同梱してくれているのは嬉しいですね。
本体
続いて、本体を見ていきます。
本体正面から。
正面右から、弾速センサー用の開口部、液晶ディスプレイ、四方向の操作ボタン、電源ボタン。
X3200と比較すると、ボタンが大きい為、指の大きな私でも操作がしやすいです。
また、液晶やボタン周辺はポリカーボネートで保護されているので、少なくとも誤射をして液晶が一発で割れるということはないかと思います。
本体上面はメーカーロゴがでかでかと刻まれています。
本体下面は電池スペースとシリアルナンバーの入ったシール、それから三脚用のネジ穴が設けられています。
このネジ穴は1/4インチなので、カメラの三脚がそのまま使用できます。
屋外で測定する時は小型の三脚があると便利ですね。
バッテリースペースには単四乾電池が4本入ります。これはX3200(初代)と同じですね。
本体背面にはMicro USB端子が備え付けられています。
このMicro USB端子を経由して給電することも可能です。ただし、電池の充電はできないのでそこは留意する必要があります。(一次電池に充電して炎上しない為の処置だと思います。)
ついでにMicro USBで給電されるか試してみました。
今回はUSB充電器から引っ張ったのですが、モバイルバッテリーでも給電できるかと思います。
スマホとバッテリーを併用できるのは、持ち運ぶ場合には利点になりそうです。
ただ、以前作った弾速計測用シューティングボックスとは相性が悪いんですよね。
もしシューティングボックスでUSB給電運用する場合はどのように配線するか要検討といったところでしょうか。
ついでなので、X3200とサイズを実測して比較をしてみます。
AC6000は横幅が130mm、高さが62.2mm、奥行が100mm、開口部の直径が36mm。
X3200は横幅が116mm、高さが50.6mm、奥行が98.7mm、開口部の直径が24mm。
奥行はほとんど変わりませんが、全体的に一回り大きくなっていることは認識しておいたほうがいいかと思います。
また、開口部はAC6000が12mm大きくなっています。面積比だと2.25倍となります。
実際の比較画像はこちら。
正面からと上面からの2パターンを掲載します。
印象としては、AC6000のほうが一回り大きいように感じます。
ですが、X3200と違い、銃口のガイドとなるノズルが無いこともあり、サイズ差が少ないように感じます。
外観の最後に三脚に取り付けたものも。
本体の前方に三脚用のネジ穴がある為、当初はバランスを取れるか心配していたのですが、実際に取り付けた感じでは杞憂でした。
重心が後ろに寄った状態で倒れないか確認の為に倒れやすい向きで三脚を取り付けてみましたが、特に問題はありません。
今回は外観に絞ってレビューを買きましたが、別途、操作方法のレビューやX3200との性能比較も行う予定です。
興味がある方はそちらもご覧いただければと思います。