KJ Works KC-02 ホークアイ V2の外観レビュー
非常に今更なのですが、KJ Works KC-02 ホークアイを購入してみました。
年始頃から何度か友人に試射させてもらったところ、命中精度の高さが際立っていました。
そのおかげで購入意欲が高まっていたんですよね……。
今回は外観を見ていき、近いうちに内部も見ていこうかと思います。
目次
パッケージ
まずはパッケージから見ていきます。
パッケージにはシールなどは貼っておらず、日本仕様かどうか分からないものでした。
箱の中身はこのような感じ。
マニュアルは英語版で、日本国内向けの保証書も入っていませんでした。
……これ、本当に日本仕様なんだろうか?
ちなみに、KJ Worksのカタログも明らかに海外向けのものだったんですよね……。
本体
ここからは本体の外観を見ていきます。
まずは本体全体を見ていきましょう。
やはりアウターバレルが長さが目立ちますね。
個人的には零式のショートアウターバレルが好きなのですが、これは好みの問題ですかね。
続いて左側面。
こちらの面はシンプルですね。
特徴があるとすれば、刻印くらいでしょうか。
その刻印がこちら。
上のMADE IN TAIWANはシールなので気になるなら剥がすだけでいいかと思います。
ここからはマズル側から細かく見ていきます。
アウターバレル先端まではストレートで、先端にはネジカバーが取り付けられています。
このネジカバーを取り外すと、14mm逆ネジが現れます。
ちょっと見えづらいですが、回転防止のOリングもついているので、ハイダーやサプレッサーをつけたても脱落は無さそうです。
ただ、中途半端に段差がついているので、アウターバレルとサプレッサーなどがツライチにできないのが残念なところ。
続いてハンドガード周辺。
この部分にはトップレイルを含めて上下左右にレイルが設けられています。
レイルには標準でレイルカバーが取り付けられています。
ただ、このレイルカバー、非常に持ちづらいことこの上無いです。
なので、少なくとも取り外すことをお勧めします。
レイルカバーを外したのがこちら。
これでも若干太い気がしますが、なんとか持ちやすくなりますね。
なお、レイルの材質は樹脂製なので、アタッチメントをつける際はあまりきつく締め付けすぎないほうがいいような気がします。
フロント側のスリングスイベルは取り外し不可能なのですが、位置的にちょっと引っかかりやすい気がするので対策がしたいですね……。
続いてフロントサイト及びリアサイト。
フロントサイトポスト先端には集光チューブがついており、かなり狙いやすくなっています。
調整はサイト中央のダイヤルを使ってエレベーション調整を行う仕様になっています。
続いてリアサイト。
こちらはピープサイトスタイルになっています。ホールが比較的大きいので、素早く狙えるのではないかと思います。
調整は写真下側についているダイヤルでウィンデージ調整を行う構造になっています。
また、フロント・リアともにボタンを押すだけで跳ね上がるスプリング式なので、光学機器のトラブル時にも対応しやすいのではないかと思います。
跳ね上げてサイトピクチャーを見てみたのがこちら。
写真では少しズレてしまっていますが、かなり狙いやすいのではないかと思います。
次はホップアップダイヤルを見ていきます。
このホークアイはトップレイル上に設けられたダイヤルでホップ調整をすることになります。
調整がしやすい反面、載せる光学機器によってはダイヤルが隠れてしまうかもしれませんね……。
続いて、エジェクションポート周りを見ていきます。
ホークアイはスタームルガー 10/22をモデルにしている為、エジェクションポートは非常に小型。
エジェクションポート内も非常にシンプルな構造です。
マグウェル側から見るとこのような感じ。
トリガー側にある銀色のパーツがバルブノッカーになっています。
なお、マガジンが挿さったと思っても軽く引っかかっているだけの場合もあります。
その場合、ハンマーを落とすのと同時にマガジンまで脱落するので注意してください。私は足の上に落として悶絶しました。
次はトリガー周りも見ていきます。
トリガー・マガジンリリースレバーは金属製で、特に引っ掛かりなどは無く使い勝手は良好。
セーフティはクロスボルト方式になっています。
写真左側はセーフティが入った状態、右側はセーフティが解除された状態となります。
グリップは標準でA2タイプが取り付けられています。
基部の規格はGBBと共通なので、好きなものに交換してもいいかもしれませんね。
本体の最後にストックも見ていきます。
ストックはブッシュマスタータイプのものが取り付けられていました。
やはりこのスタイルだと、オールドスクール感が漂いますね。
ストックを取り外してストックの調整幅も確認してみたところ、調整幅は5段階となっていました。
標準的な数なので、個人的には無理に変える必要も無いかなと思います。
ストックパイプ後端はこのような感じ。
この穴は、たしか実物の場合にリコイルバッファーで圧縮された空気を放出する為の穴だったと思います。
マガジン
ここからはマガジンを見ていきます。
まずは側面。
実物の場合、側面の丸い窪みは恐らく装弾確認用の穴が開いているのでしょうね。
フロント側はこのような感じ。
下のほうが広めにスリットが開いたダブルカラムタイプとなっており、装弾数は28+1発。
下から弾を入れられるのは楽でいいですね……。
底面の注入バルブはこのような感じ。
このマガジンの注入バルブは音がしない海外仕様のものかと思います。
動作自体は問題無いんですがね……。
背面はこのような感じ。
放出バルブを拡大したのがこちら。
実は初速が表面温度22度・0.2g弾使用の状況で90m/s超えとかなり高かったので、放出バルブも海外仕様な気がしています。
まとめ
今回はKJ WorksのKC-02 ホークアイの外観をレビューしてきましたが、全体的に満足度は高い出来だと思います。
フリップアップサイトも非常に見やすいですし、トリガーもスムーズなので、個人的には気に入っています。
取り回しの難点はレイル周辺ですが、これに関してはフォアグリップを取り付ければほぼ問題は無くなります。
私もMagpul PTSのAFG Gen,1をつけたところ、非常に取り回しが良くなりました。
グリップやストックに関しては若干オールドスクール感が強いので、好みで組み換えてしまってもいいでしょう。
一番気になってしまったのは初速ですね。
これ、本当に国内仕様なのか不安に思うほど、1発目の初速が高めになっています。
一応、解決策として検討しているのは、マガジンの放出バルブの放出量を調整するか、ピストンバルブのスプリングを交換して閉鎖タイミングを調整といったところです。
これからカスタマイズなど色々とやっていく予定なので、内部も含めてレビューを続けていこうかと思います。