MERRELL JUNGLE MOC 2.0をインドアゲーム用に買ってみました
今まで普段使いやインドア・アウトドア関係無く使用していたBatesのブーツがあまりにもボロボロになってしまったので、MERRELLのJUNGLE MOC 2.0 AC+を購入してみました。
流石にBatesのブーツでも、5年履いていれば合皮の部分などが剥がれて限界も来ますよね……。
今回はアウトドア用のブーツを大量に持っているということで、普段使い兼インドアゲーム用にJUNGLE MOC 2.0を選択しました。
今回選んだ理由の一つに、同MERRELLのHUT MOCが非常に快適だったのでモックシューズでもサバイバルゲームに使えるのではないかと試してみたくなったというのもあったりします。
目次
パッケージ
さて、靴なので見るところは少ないのですが、いつもどおりパッケージから見ていきます。
オレンジ色のMERRELLのロゴに加えて、等高線のようなデザインが薄くプリントされています。
ハイキングシューズの製作から始まったブランドなので、山を彷彿とさせるデザインにしているのかもしれませんね。
側面にはモデル名が記載されたステッカーが貼りつけられています。
今回買ったJUNGLE MOC 2.0にはAC+の表記がされていました。
これは、AIR CUSHION+という機能を指しているようです。
購入前はかかと部分にエアバッグがついているのかなと思っていたのですが、実際には高反発のEVA素材を使用しているものなのだとか。
色はBOULDERと馴染みの無い色ですが、玉石の色という意味らしいですね。そもそも色の名前として使うのか?
サイズに関しては、普段履いているものが27.5cm前後なのですが、29cmのものがベストでした。
私は足の甲が高く横幅が広いので、これ以上小さいとサイドゴアが伸び切ってしまいそうだったんですよ……。
MERRELL全般に言えると思うのですが、どちらかというと欧米人の足の形に合わせて作られているので、購入する際は自分の足の形を考慮したほうがいいかと思います。
裏面はリサイクルやパッケージにリサイクル素材を使っていることを明記しているだけですね。
ただ、今後はこのような表記もエアソフト系でも増えてきそうな気がしています。
外観
ここからは外観を見ていきましょう。
まずは全体像から。
今回購入したJUNGLE MOC 2.0ですが、無印のJUNGLE MOCと比べて全体的にスマートなデザインになっています。
従来のモデルは、全体的にボテッとした鈍重そうなイメージがあったのですが、2.0はスポーツ寄りの印象を受けるのではないかなと思います。
アッパーの素材は撥水加工された豚革のスエード。
豚革には特徴的な毛穴があるので一目で分かってしまうのですが、スエード加工されているとパッと見では分かりませんね。
それから、サバイバルゲームだけでなく、アウトドア用途なら重要になってくる通気性も高いので、履き心地はかなりいいです。
続いて側面外側。
横から見ると、全体的につま先から甲にかけて高さが抑えられたデザインになっていることが分かりますね。
サイドゴアに関しては、かなり深く入っているので、デザイン的には高さが抑えられているにも関わらず、私のような甲が高い人間にも履ける配慮がされています。
無印は甲の高さで諦めていたのですが、これなら伸縮性に富むので問題無いと判断することができました。
それから、サイドの高い位置までアウトソールがせり上がっているので何度も写り込んでいるのですが、ソールにはvibramのものが採用されています。
一口にvibramといっても、ソールの種類によってグリップ力が変わってくるとのこと。
メーカーとしては雨の日には滑る可能性があるのでマンホールの上などは乗らないほうがいいとしているのですが、グリップ力は十分すぎるほどあるので、そこまで神経質にならなくて良さそうですね。
続いて側面内側。
こちらの面もサイドまで高くアウトソールがせり上がっているデザインですね。
両サイドのアウトソールがしっかりせり上がっていると、接着面積が広くなるので、靴自体の耐久性も高そうです。
こちら側もサイドゴアが深く入っているので、非常に履きやすいですね。
続いてかかと。
かかと部分には独特なカーブがついていて、靴べらを使わずにスムーズに入るにも関わらず、すっぽ抜けない構造になっています。
これは本当に感動しました……。
また、形状を維持する為のプレートが入っているようで、かかとが潰れてしまうようなことも無さそうです。
外側の最後はソールも見ておきます。
個人的にはこのソールの形状、ほぼ理想的だと思っています。
ソールのパターンから見ていくと、滑りにくいと同時に、間にBB弾が詰まってしまうことも少なそうな形状になっていることが挙げられます。
それから、つま先側に入ったスリットがサバイバルゲーム用途に最適なのではないかと考えています。
このスリットのおかげでニーリングポジションを取る際や、スタンディングポジションに移行する時の動きやすさに繋がるのではないかと。
続いて、内側も見ていきましょう。
まずは中敷きも含めた内側。
ソールに採用されている、AIR CUSHION+もあり、非常に履き心地がいいです。
続いて、中敷きを引き出してみました。
つま先側には通気用の穴が無数に開けられているので、蒸れにくい構造になっていそうですね。
最後にアッパーとソールの留め方も見てみたのですが、予想以上にしっかりしていました……。
安物の靴だとセメント製法だと思うのですが、このモデルは縫い付けられているので耐久性も高そうです。
まさかここまでしっかりとした構造だとは思っていませんでした……。
まとめ
今回購入したJUNGLE MOC 2.0ですが、個人的には非常に満足しています。
サバイバルゲーム用途で考えた場合、ローカットなのでほぼインドア専用と考えるべきでしょう。
インドアであれば、グリップ性能の高さやソールのパターンが相まって素早く動くことができると考えていいかと思います。
アウトドアフィールドでも使う場合には、足首が固定されていないこと、靴ひもが無いなどの理由から小石やBB弾が中に入ってしまって使いづらいのではないかと思います。
どうしてもアウトドアフィールドで使いたい場合には、高低差が無く整備された市街地フィールドのほうがいいかもしれませんね。
また、好みの差こそあれ普段使いとしてもほぼ完璧ではないでしょうか。
着脱のしやすさ、歩きやすさ、ソールの耐久性の高さとメリットが多くあります。
値段は多少張りますが、コストパフォーマンスの観点から考えると悪くない選択肢だと考えます。