ノーブランドのLEAP/07スコープマウント レプリカのレビュー
友人がScalarworks LEAP/07のレプリカを購入してレビューを送ってくれたので紹介します。
今回のマウントはノーブランド扱いですが、購入したショップがHoly Warriorの取り扱いをしているショップということもあり、Holy Warriorが名義を出さずに作っている疑惑も出ています。
大陸製だと名義とメーカーが一致しないので、混乱するんですよね……。
目次
パッケージ
今回購入したのは大陸からの直送なので、国内で発売したとしてもパッケージは変わると思います。
パッケージは潰れまくっていますが、中国から送られてくるものはこのような感じが当たり前ですね。
パッケージを留めているシールはショップのロゴになります。
緩衝材で包まれてパッケージの中身が入っていました。
内容は次の2点。
- SCALARWORKS LEAP/07 (1.57″)レプリカ x1
- 六角トルクスレンチ x1
トルクスレンチを用意している人にとっては嬉しい同梱物のようにと思わせておきながら、必要なサイズのものではありませんでした。
やはり、工具は必要に応じて自分で揃えるのがいいですね。
外観
ここからは外観を見ていきます。
まずは左側面から。
外観の再現度はかなり高いですね。
外観で目立つ特徴というと、ネジのアルマイトが中華ネジらしい、安っぽいアルマイトということでしょう。
このネジの安っぽさ、Holy Warriorと同じなんですよね……。
ちなみにマウントを固定するためのネジは実物だとQlick-Driveという仕組みになっているのですが、このレプリカはこの部分の品質がいまいちでした。
というのも、ネジを回すと本来はクリック感があるのですが、この個体は無かったんですよ……。
で、クリック感を出すためのパーツを分解してみたのがこちら。
本来はベアリングとスプリングの組み合わせになるはずが、ベアリングが2入っていました……。
これではテンションが足りず、クリック感が出ませんね……。
中華製なので仕方が無いのですが、もしこのような個体に出くわしてしまったら、ボールペンを分解したりホームセンターなどでスプリングを買ってきて交換するのが早いかと思います。
続いて右側面。
右側面の形状もしっかりと再現していますね。
ぱっと見なら真贋の区別はつきにくいかと思います。
続いて底面。
底面にはLevel-Driveのスクリューもしっかりついていますね。
今回は比較できないのですが、刻印もしっかりと入っています。相変わらず怖い物知らずだな。
最後に上面。
ここが一番実物と区別がつきやすい部分です。
ヒンジの形状もしっかりと再現できているのですが、実物Level-Driveのスクリューの上面に入っているはずの刻印が入っていませんでした。
実際に使う時は見えなくなる部分なので気にすることは無いのですが、実物と見分ける際はここが分かりやすいポイントですね。
なお、Level-Driveのスクリューのアルマイト処理には期待しないほうがいいでしょう。
少しネジを回しただけで、このようなアルマイトが剥げてきてしまいます。
気になるようならメタリックレッドの塗料で塗ってしまってもいいかもしれませんね。
ヒンジを開放した写真がこちら。
目立つバリなども無いので、意外と精度はいいかもしれません。
これならサバイバルゲーム用途なら気にせずに使えそうですね。
使用サンプル
ここから実際に載せてみたサンプルを紹介します。
今回載せてみたのはMWSベースのカスタムガンになります。
MWSであれば、しっかりと固定されたので満足度は高いです。
一方で、G&GのSR30に載せてみたところ、締め付けても隙間ができてしまうようでガタつきがありました。
取り付ける本体によっては相性があるようなので、注意が必要なようです。
まとめ
今回入手したLEAP/07のレプリカですが、単体での見た目では満足度が高いかと思います。
実物と比べると、表面処理の色が明るかったりダイヤル、ネジが実物の品質と異なる部分が見極めるポイントになりそうです。
品質に関しては基本的には問題無いのですが、気になるポイントは本体との相性があることです。
MWSに取り付けられてG&Gには取り付けられないなど、レイルの相性問題が出ているのはいただけないですね。
このレイルの相性問題があるので、気になる方は国内で流通するようになってから購入したほうがいいかもしれませんね。
あるいは、このマウントの特徴は唯一無二なので、完璧を求める場合には実物に手を出してしまってもいいかもしれません。
その他、実物のLEAP/07を持っている友人とも話をして比較ができる状況はできているので、機会が整ったら見比べてみたいと思っています。