FAB DEFENSE製ワンポイントスリング BUNGEEのレビュー
先日、HoneyBeeWAREHOUSEさんが実施していた『#FABもくれ』企画で追加当選したバンジーワンポイントスリング『BUNGEE』をいただいたのでレビューしたいと思います。
既に終了していますが、『#FABもくれ』企画のツイートがこちら。
【プレゼント企画 -FabDefense編-】
今度はFAB大好きマン向け企画
◆KJ ホークアイ対応 10/22 タクティカルストックAD(非売品)
◆20mmレール対応 12ゲージ シェルホルダー
◆Glock対応 Scorpusホルスター LV2
◆GBB M4対応 Foldingピストルグリップ
詳しい応募方法は次ページに#FABもくれ pic.twitter.com/EYPCE2TpZr
— honeyBeeWAREHOUSE (@HatchCoLtd) October 26, 2019
本当に当選ありがとうございます!
目次
パッケージ
それでは、まずはいつも通りパッケージから見ていきましょう。
いつもどおりのFAB DEFENSEらしいブリスターパッケージになっています。
説明書兼用の台紙も1枚なので、保管しておくのも楽ですね。
その説明書がこちら。
記載内容としてはこのような感じでしょうか。
- ほとんどのシングルスリングポイントに装着可能
- 迅速かつ効果的な取り回しを実現
- メインウェポン・セカンダリーウェポンのどちらにも使用可能
- 胸の前に提げた状態とショルダーレディーキャリー向けにデザイン
- ジャケットの下にコンシールドして使用することも可能
- 頑丈なバンジーコードの採用により、射撃姿勢に素早く移行可能
- クイックリリースバックルの採用
- ブラックとFDEのバリエーションを用意
ショルダーレディーキャリーが肩に載せた形での持ち運びスタイルなのかが判断がつかなかったので実際にやってみたところ、かなりスムーズに移行できたのでかなり汎用性は高いかと思います。
スリング本体
それでは続いて、スリング本体を見てみましょう。
全体のイメージとしてはこのようになっています。
最大まで伸ばした状態でちょうどバンジー部分とナイロン部分が半々くらいの長さですね。
フックは通常はこのようにゴム製のカバーがつけられています。
このゴム製のカバーをずらすとバックルが出てきます。
よくH&Kタイプのスリングについているフックに似ていますね。
個人的にはこのタイプのフックなら丸環につけるのが好みだったりします。
QDスイベルだと納まりが悪い気がするんですよね……。
ゴム製のカバーに関しては、フックを掛けた後に再度被せることで擦れて音が出るのを抑える働きをするようです。
実戦的なのが流石イスラエルといった感じですね。
続いてトリグライドバックル周り。
このトリグライドバックルの取り付け位置が絶妙で、MAGPULのMSシリーズのように素早く長さを調整できます。
この操作をする為に脇の下あたりにバックルがくるようにしておくといいでしょうか。これもMAGPULのスリングと同じですね。
使用感
ここまで外観を見てきたので、実際に使ってみました。
サンプルとして使用したのは東京マルイのM870ブリーチャー ガスストックカスタム。
重量としては3kgちょっととM4とほとんど変わらない重量感ですね。
ちなみにこいつを使ったのは、現在同FAB DEFENSEのGL-CORE Sがこいつについているからというだけです。
写真が無くて申し訳ないのですが、このM870をスリングにつけて胸元に提げてみた際の伸び率は40%くらいでしょうか。
まだ伸びる余裕があるので、スイッチする際も邪魔になることはありませんでした。
合わせて伸び方を確認したのですが、6kgの重量で80%くらいの伸び率のように感じました。
ここに少し力を入れたら伸び切った状態なので、8~10kgが限界といったところかと思います。
肝心の操作感については、ワンポイントバンジーということもあって、取り回しが凄くいいですね。
普段はMAGPULのMS1 PUDDED SLINGにMS3 Adapterをつけて使っているのですが、これと遜色無いといっていいかと思います。
逆に気になってしまったポイントは肩に当たるナイロン部分の幅の細さでしょうか。
公証で3cmという幅は標準的なものなのですが、PUDDED SLINGを一度使ってしまうと肩に食い込むように感じてしまうんですよ……。
これは比較対象がおかしいので、普通のスリングを使っている方は気にしなくていい部分だと思います。
その他、ナイロン部分に関してはMAGPULのものに比べてしなやかと言っていいかと思います。
まとめ
今まで使ってきたワンポイントスリングの中でも使い勝手の良さはかなり上位のものではないかと思います。
バンジーの伸び具合も理想的な伸び方だったので取り回しの良さに貢献していると感じます。
それから調べてみて驚いたのは、実売価格が3000円を切ることですね。
この値段だと大抵はレプリカの価格帯だと思うのですが、その中で実物が買えるというのは大きなメリットではないでしょうか。
低価格帯のレプリカスリングを何度も買い直すくらいなら、これを買ってしまったほうが乗り換え頻度を下げて長く使うことができるような気がします。
似たような使い方をする目的でMAGPUL MS3 SLINGあたりを買おうとすると3倍以上の値段がするので、コストパフォーマンスは特筆していいかと思います。
初めてのスリング選びでワンポイントバンジーで安いものを選びたいとなったら、これを真っ先に候補として挙げたいと思います。
また、私自身もセカンダリーとしてM870を持つ時のスリングとして率先して使っていくはずです。