HAZARD 4 Plan-B ’17 Go-Bag Thermo-Cap Slingのレビュー

今年のブラックフライデーセールを利用して、HAZARD 4のPlan-B ’17 Go-Bag Thermo-Cap Slingを買ってみました。

その他、合わせて同社製Evac Photo Insertも購入しているのですが、そちらは別途記事にします。

2019/12/21 追記

Evac Photo Insertの記事を書きました。

HAZARD 4 Evac Photo Insertのレビュー

 

先に結論を書いてしまうと、軽装で問題無いならPlan-B Sling一つで十分サバイバルゲームに行けてしまう容量があります。

それにも関わらずサイズが小さいので、コインロッカーに入れておいて平日の仕事帰りにふらっとインドアサバイバルゲームに行くのに最適な選択肢なのではないかと思います。

 

 

目次

外観

それでは今回もどのようなものか見ていきます。

今回は運送用外箱の他はビニールに包まれていただけなので、そのまま剥いて外観レビューから進めていきます。

 

まずは正面から。

正面部には収納が2つ設けられています。

上にはハードシェルの収納、下にはレーザーカッティングされたベルクロ付きの収納がついています。

 

まずはハードシェルのほうから中を見ていきます。

ハードシェル側は内側にポケットなどは無いシンプルな作りになっています。

ハードシェルなので、LiPoバッテリーなどのあまり衝撃を与えたくないものにいいかもしれませんね。

 

続いて下側の収納。

レーザーカッティングのMOLLEは3 x 4スロット分の作りになっています。

ベルクロになっているのでパッチを貼ってもいいですし、追加でポーチをつけてもいいかもしれませんね。

 

内側はこのような感じに。

本来用途的には文房具を入れておいたりするのかと思います。

下側は地図などを入れておくのかもしれないですね。海外旅行に行くと、現地の地図を使ったりするので意外と役に立ちそうです。

 

続いて、向かって右側面。

3 x 9段のMOLLEが設けられていて拡張性があります。

また、MOLLEの下から3段目のところにポケットが設けられています。

ここのポケットは特に伸縮したりはしないので、スマートフォン等の小物を入れるのにいいかと思います。

 

続いて、向かって左側面。

こちらにも面にも3 x 9段のMOLLEが設けられています。

こちらの面は右側と若干異なり、MOLLEの下から4段目のところにポケットが設けられています。

このポケットも伸縮性は無いので、シューティンググラスを差し込んでおく程度の使い方になるかと思います。

 

続いて背面。

背面は背骨状のクッションがついた構造になっています。

これのおかげで少し動いてもある程度は追従してくれる構造になっています。素材も速乾性のような感じなので、多少の汗なら問題無さそうです。

 

また、背面にもポケットがついています。

ここはハイドレーションを格納する為のスペースかと思います。

ハイドレーションのホースを通す為のループもつけられており、上部に抜ける穴も設けられています。

ハイドレーションを使わない場合でも、モバイルバッテリーやオーディオプレイヤーのケーブルを通しておいてもいいかもしれませんね。

 

そのケーブルを通して出す為の穴が設けられているのが、上面になります。

写真で見た時に右側に見えるファスナーの他、左側にもベルクロで留められたフラップ部分からホースやケーブルを出すことも可能になっています。

ハンドルもついているので、背負わなくても持てるようになっているのは他のバックパックと共通ですね。

 

フラップを開けるとこのような感じに。

伝わりにくいかと思って背面までピンポンチを挿してみたんですが、これはこれで分かりにくいですね……。

 

 

次はベルト部分を見ていきます。

このPlan-Bはスリングタイプなので、ベルト1本でたすき掛けするように使います。

その分、幅が広く柔らかい素材で作られているので、身体に食い込みにくいのは嬉しいポイントですね。

ベルト部分にもMOLLEはつけられているのですが、身体に密着させる為のサポートベルトを取り付けるクイックリリースバックルがつけられていることもあり、実用上では本当に小さなケースをつけるだけのような気がします。

カメラ用途ならメモリーカードやフィルムを入れておいてもいいのかもしれません。

 

ベルトの裏側はメッシュ構造になっています。

メッシュ構造になっているおかげで、速乾性がありそうです。

それから、クッションがかなり入っているので、肩への負担も少なそうですね。

 

メインベルトの先端には大型のクイックリリースバックルが設けられています。

写真の状態だと不意に外れることが無いようロックがかかっており、レバーを右側に動かすとロックが解除されてクイックリリースバックルを外せるようになります。

余談ですがこのバックル、かなり強めに作られています。はめる時に指を挟んだら血豆になりました……。

また、バックルのすぐ下にドローリングがついているので、メインベルトの長さを調整したい時に素早く伸ばすことができます。

これは背中に背負うだけでなく、胸側にも持ってくる運用を想定したものなので、嬉しい配慮ですね。

 

メインのベルトとサポートベルトは写真のように通して固定します。

この仕組みのおかげで、メインベルトとサポートベルトの左右を入れ替えることができるんですよ。

私の場合は右肩に掛けるスタイルが好きなのですが、左肩に掛けたい場合にも問題無く入れ替えることができます。

 

最後に肝心のメインコンポーネントを見ていきましょう。

メインコンポーネントの下段にはメッシュのポケットが設けられています。

 

また、付属のディバイダーを使って任意の位置に仕切りを設置することも可能です。

このディバイダーは1枚だけ付属していますが、個別販売もしているようです。

私は1セット買ってしまおうかと検討しています。

 

フラップ側にはファスナー付きのメッシュポケットが設けられています。

意外と容量はあるので、グローブ類を入れておくのにちょうどいいかもしれませんね。

 

エアソフトガンの収納

さて、冒頭に述べたサバイバルゲームに行けてしまうということで、実際にエアソフトガンを入れてみました。

まずはじめに試したのはGHKのM4 GBB 10.5″。

さすがにそのままでは入りませんでしたが、テイクダウンしてしまえば余裕で入ってしまいます。

今回は写真優先にしたので入れていませんが、固定してダメージが入らないようにするという意味でも、ディバイダーを追加しておいたほうがいいかと思います。

空きスペースにタオルや小物を詰めて動かないようにすれば完璧ですね。

 

続いてLCTのVityaz。

こちらもストックを折り畳めば入ってしまいました。

Vityazが入ったのでクリンコフや、近いサイズのSMGの類は確実に入ってしまいますね。

 

ちなみにM870 Breacherはノーマル状態でも入らないかと思います。

 

まとめ

冒頭にも書いた通り、軽装でいくのであればPlan-B Sling一つで十分サバイバルゲームに行ってしまうことができます。

もちろん、色々と装備を色々と増やしてしまえば足りなくなってしまいますが、インドアゲームであれば十分対応可能な容量かと思います。

どうしても容量が足りなくなった場合には追加でポーチを買ってしまえばその問題も解決するでしょう。

 

気になった点はスリングを本体に固定するベルトの固さでしょうか……。

固めのナイロンを使用している為、身体のラインに沿わせようとしても若干浮いてしまいます。

こればかりは使っていくうちに馴染むのを使いながら待つしかない部分ですね。

 

仕事帰りのサバイバルゲームはもちろん、大きなガンケースでは電車に乗る時に気が引けてしまうというような方でも小型のこのPlan-B Slingであれば気軽に使うことができるのではないでしょうか。

 

 

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