WADSN製ARISAKAタイプOptic Levelerレプリカを購入しました

光学機器の水平出しがあまりにも面倒だったため、ARISAKA Optic LevelerのWADSN製レプリカを購入してみました。

当初はARISAKA製の実物の購入も検討していたのですが、SmallとComboのどちらを買えばいいのか判断基準が無かったので、とりあえずレプリカでサイズを確認してみることにしました。

 

今回購入したOptic Levelerですが、使い方を間違わなければスコープなどのマウントが非常にスムーズになるので、本当にお薦めしたいです。

 

 

目次

パッケージ

今回もまずはパッケージから見ていきましょう。

WADSNのラベルと厚手のビニールパッケージで届きました。

 

ビニールパッケージから取り出したのがこちら。

傷がつかないよう、ジップロックに個別で入れられていました。

中国製のレプリカはパッケージングがろくでもないというイメージがありましたが、いい意味で裏切られました。

 

外観

ここからは外観を見ていきます。

まずは差し込む側を右に見た側面から。

銀色なので白飛びをしてしまいましたが、触った限り、直線はしっかり出ていそうな感じがします。

 

続いて、逆側。

こちらも特に整形異常はありませんでした。

手に持った感じでは非常に軽いので、アルミ の表面を梨地アルマイト処理しているのではないかと思います、

 

ベース部分単体で見るとこのようになっています。

中央の溝の傾斜が楔型パーツの鋭角部分と同じ角度になっています。

レイル上面やマウントの平面部分に当てて楔状のパーツをスライドさせると、スコープに当たった時に水平が出るという仕組みになっています。

イメージとしては、Elevated TechnologiesのTHE SLIDEと似たような感じですね。

 

ベース部分の側面から見たのがこちら。

最初は角の内側の精度が悪いように見えたのですが、よく見ると角の部分以外が面取りされているので歪な形状に見えているだけでした。

水平出しの時にレールやマウントに当たりやすい部分が面取りされているのは嬉しい配慮ですね。

 

使い方

外観は見終わったので、実際に使い勝手を試してみようと思います。

とは言っても、使い方は非常に簡単です。

  1. スコープをマウントに載せて仮留めする
  2. Optic Levelerのベースパーツをマウントやレールの水平部分に当てる
  3. Optic Levelerの楔パーツを写真のようにベースパーツの溝に差し込む
  4. ガタつかないところまで差し込んだらマウントを締める
  5. Optic Levelerを引き抜く(※Optic Levelerが抜けない時はマウントを一度緩めること)

 

マウントに水平出し機能が組み込まれているLEAP/07よりは手間がかかりますが、汎用治具で簡単にできてしまうのは素晴らしいと思います。

ノーブランドのLEAP/07スコープマウント レプリカのレビュー

 

まとめ

今回購入したARISAKA Optic Levelerのレプリカですが、個人的には非常に満足度が高いです。

手作業でスコープの水平出しをする場合、基準となる垂直線の用意、マウントベースの水平出し、マウントベースの水平を崩さずにスコープのレティクルと垂直線を一致させるといった手順を踏むわけですが、Optic Levelerを使えばこれらを全てすっ飛ばせるわけです。

そう考えると、非常に有用な治具と言って過言では無いと思います。

ワンピースマウントに使う場合は背の低い楔形パーツを、マウントリングを使う場合には高さに合わせて背の低い楔形パーツと背の高い楔形パーツを使い分ければいいと分かったのも収穫です。

(当然と言えば当然ですが)ARISAKAがレプリカに売上を取られて悩まされているとの話を聞いたので、実物も購入したいと思うくらい使い勝手のいい治具です。

スコープ以外にも、底面に平らな面があるチューブタイプドットサイトであれば使えるはずなので、もし正確にゼロインしたいと考えている方は導入をお薦めします。

 

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