Airsoft Innovations MASTER MIKE(Laylax取扱い)の外観レビュー
先日から日本国内でも正規取扱いが開始したAirsoft InnovationsのMASTER MIKEを購入してみました。
為替相場が乱高下していて中途半端に手を出せない状態だったので個人輸入を踏み止まっていたらLaylaxから取り扱いが始まると情報が出たので速攻で予約しました。
値段は個人輸入で2~3個まとめて購入するのとほとんど変わらない価格ですね。
1個の場合は送料等で9000円を超えてくるので、少数購入なら日本国内で買ってしまったほうが安くあがります。
また、船便だと1週間から2週間かかってしまうので、店頭やネットショップで普通に買えるのは大きいかと思います。
と、御託はこの程度にして製品を見ていきましょう。
目次
パッケージ
パッケージはMASTER MIKEと40 MIKEでほとんど変わりませんでした……。
値段が違うので買う直前で気付くことは多いと思うのですが、両方ともベースカラーが同じでパッケージのサイズも同じなので買う時は注意をしたほうがいいです。
店頭で買う時に間違ってないか2~3回パッケージを見直しました……。
パッケージの裏側にはどのような状況で使うといいかといった説明と、製品の特長リストが書かれています。
説明内容としては、敵チームをまとめて倒したり、チームメイトの為に制圧射撃をするのに使ってね、といった感じ。
特徴リストには
- プロパンガスを使った時に220FPS (≒67m/s) で射出
- 100発の弾を0.5秒で撃ち切る
などなど書かれています。
パッケージ自体はバーコードの部分にLAYLAXのシールが張りつけてあっただけなので、海外製をそのまま使っているのだと思います。
内容物
パッケージの中身はこちら。
前部で6点入っていました。
- MASTER MIKE本体
- ファイアリングピン セーフティカバー
- 日本語ユーザーマニュアル
- 英語ユーザーマニュアル
- メンテナンスオイル
- オリジナルデザインのパッチ
今までは日本国内での販売品は日本語マニュアルは付属していなかったのですが、このMASTER MIKEにはLaylaxが作ったと思しき日本語マニュアルが同梱されています。
こういった細かい気遣いは本当に嬉しいです。
英語と日本語のをマニュアルを見比べて気付いたポイントは使用するガスに関する記述が変わっていることでしょうか。
海外だと問題無く使えるガスでも日本国内だと法的に使えなかったりするので、配慮された記述になっています。日本国内ではHFC-134aかHFC-152aを使うようにとのことです。
本体
それでは本体を見ていきましょう。といっても構造的にそんなに見るものはありませんが。
まずはマズル側。
まず目につくのは安全管理の為の記述ですね。
“DO NOT USE HPA/CO2”(圧縮空気とCO2は使用禁止)の刻印と、光が反射してわかりにくいですが“DO NOT DISASSEMBLE”(分解禁止)のシールが貼られています。
先端部分の素材は鋳鉄のようです。本体に関しては、恐らくCNC加工のアルミではないかと思います。
それから、ガス注入ノズルと弾を込める/発射するバレルが見えます。
写真は上手く撮れなかったのですが、説明書記載の断面図を見る限りはバレルの底にパッキンがついていて、そこで弾を保持する形になっているようです。
モスカート互換にも関わらず67m/sと比較的高初速を出せるのはこの構造のおかげかと思います。
その分、パッキンを傷めないように、サバイバルゲームで使ったら必ず付属のメンテナンスオイルを塗布したほうがいいのではないでしょうか。
次にリム側を見ていきます。
リム側は純粋にネジとファイアリングピンだけですね。
こちらも先端部分と同じく鋳鉄のようです。
右側に写っている黒いものがファイアリングピンセーフティカバーです。
このカバーをリムに引っかけるようにつけると、このようにファイアリングピンが完全に隠れて撃発できなくなります。
セーフティカバーには“MAKE SAFE BEFORE ENTERING SAFE ZONE”(セーフティエリアに入る前にカバーをつけること)の記載があります。
また、カバーにはストラップホールがついているので、紐で紛失防止しておいてもいいかもしれませんね。
安全対策されたモスカートをあまり見ないので、このようなセーフティカバーをつけることを前提にデザインされているので本当に好印象です。
まとめ
例の如くまだ実射できていないので性能面は断言できないのですが、安全対策をしっかりしたデザインということもあり、いい値段するだけのことはあるのではないでしょうか。
また、構造的にも斬新な作りになっており、しっかり特許をとっているのでコピー品もそうそう出回ることはないと思われます。
性能面に関しては説明をそのまま間に受けるのであれば、膠着状態を一気に解消できるシロモノではないかと思います。
40 MIKEとも拡散範囲をとるか射程をとるかで差別化されているので取れる行動の選択肢が大きく変わりそうですね。
これらを踏まえた上で、私ならMASTER MIKEをもう少し数を揃えてもいいかなと思っています。
40 MIKEならハイサイクルの電動ガンで代用できると思うのですが、こちらは近距離で突破できるメリットがあると考えています。
とりあえず、近いうちに暇を見つけてMASTER MIKEの試射を試しにいって、動画も撮ってきたいと思います。