Airsoft InnovationsがXL BurstとCO2音響グレネードの比較動画を公開
Airsoft Innovationsが同社製の音響グレネード“XL Burst”と他社製のCO2タンクを使用した音響グレネードの比較動画を公開しました。
これを見ると、安全性の面から音響グレネードを禁止するフィールドが多いことが理解できます……。
というわけで、こちらがAirsoft Innovationsが公開した動画になります。
CO2式の音響グレネードは破裂の衝撃でCDケースが粉々に砕け散っている様子が映っており、多くのフィールドで禁止されている理由が良く分かります。
また、爆発するタイミングが一定ではないことやスプーンが吹っ飛んでいくことを強調しており、下手に使うと不発と勘違いして自爆したり、爆発の周囲にいるプレイヤーに怪我をさせる危険がありそうです。
一方で、XL Burstは音響発生時の噴出ガスに手を当てていても問題が無いことが強調されていますね。
ただし、それでも気をつけなくてはいけないのは音量でしょう。
公式に謳われているのは125dBとされています。
この音量は瞬間的な音量による急性音響性聴器障害の発生ギリギリのラインだそうです。(参考:wikipedia)
また、長時間聞いていると急性音響性聴器障害になる音量も120dBとのことなので、あまりいいものではないですね……。
よく見ると、このPVでもスタッフがイヤーマフを着けて撮影していることが分かります。
……そんなものをイヤーマフ無しのサバイバルゲームフィールドで使うのかというツッコミもあります。
余談ですが、私も過去に急性音響性聴器障害になったことがありまして、1週間ほどまともに音が聞こえませんでした……。
ライヴに行った後に症状が出たのですが、喉も枯れて声は出ず、耳も良く聞こえなくなるという状態になったので事故に遭いかけるなど、私生活にもだいぶ支障が出たことを覚えています。
それ以降はある程度耳に入る音量を下げられるイヤープラグは手放せなくなりました……。
ちなみに私が使っているのはSUREFIREのSONIC DEFENDERS EP7。
このイヤープラグ、海外で実銃射撃をやる時に使用許可がもらえた上に、音量調節用の穴が空いているんで使い勝手がいいんですよ。
飛行機に乗る時にも騒音をあまり気にしなくて済むようになるので、意外と活用範囲が広いです。
話を戻して、音響グレネード自体は面白いアイテムだとは思うのですが、確実に安全な使用方法は無い以上、使用する際はフィールドのレギュレーションを遵守の上、細心の注意を払って使うのがいいかと思います。