ARCTURUS AKの外観レビュー

Vショーの記事でも少し触れましたが、VショーにてARCTURUSのAKを入手したので、外観レビューをします。

型番はAT-AK02、名称はS’ AK Rifle AEGとなっています。

シューター系のAKとしてスマートな仕上がりになっている為、AKユーザー以外にも訴求力のあるデザインになっています。

 

内部に関しては日本に輸入するに当たってアメリカ/カナダ市場向けの製品にデチューンを施したものとなる為、国内流通版とは仕様が異なる可能性が高いです。

後日分解レビューも記事にする予定ですので、参考までに見ていただければと思います。

 

 

ARCTURUSについて

まずはARCTURUSってそもそもどのような会社なのかといったところから。

今回伺った話によると、香港のエアソフトガンメーカーとのことです。ARCTURUSの名称はうしかい座を構成する赤色巨星のアークトゥルスからとなります。

2018年中はヨーロッパ諸国やアメリカ、カナダをターゲットに開発・販売を行ってきており、2018年末からは日本市場にも本格参入となったそうです。

調べた限りでは海外での本格的な販売開始も2018年4月頃のようなので、新規メーカーとなりますね。

 

精度に関しては現在は20mからヘッドショットを狙えるくらいの精度とのことですが、日本市場に参入するにあたり、30mからヘッドショットを狙える精度まで性能向上を計画しているそうです。

また、金属加工を本業に行っている会社が製造しているそうで、ハンドガードにバリなどは無い、とてもスムーズな仕上がりになっています。

 

ARCTURUS AK パッケージ

パッケージは至ってシンプルな段ポールにプリントとなっています。

これだけでは中に何が入っているか分からないので、サイドにはこのようなステッカーが貼ってあります。

 

逆サイドにはアメリカ・カナダの法令に対応したと思われる注意書きのステッカーも貼ってあります。

国内仕様ではこのステッカーが日本向けのものになるのではないでしょうか。

 

パッケージ内容

パッケージの内容は以下の通り。

  • AT-AK02 S’ AK Rifle AEG本体
  • ARシリーズ取扱いマニュアル
  • 7.62x39mm弾用P-MAGタイプ 30/135連スプリングマガジン 1本
  • 7.62x39mm弾用P-MAGタイプ ゼンマイ式多弾マガジン 1本
  • M-LOK用SLR風ハンドストップ
  • 六角レンチ 2本
  • クリーニングロッド 1本

入っていたマニュアルがARシリーズと買いているのはタイプミスではなく、本当にARシリーズの取り扱いマニュアルでした。

私がAKの扱いには慣れていることと今回のものはサンプル品とのことなので気にしていないのですが、正式な流通品はできればAK用のマニュアルを入れてもらいたいと思います。

後述しますが、このAKのメカボックスは他のメーカーには無い機能がついている為、マニュアルが無いとせっかくの機能が知られないままになってしまいますので……。

 

AK本体細部

それでは、AK本体の細部を見ていきます。

まずはハンドガードから。

ハンドガードには左側面のARCTURUSとシリアルナンバーのレーザー刻印のみ。

右側面には刻印の類はありません。

このハンドガードは実銃用は存在せず、SLRのAK 13.5″ Lite MLOKをモチーフとしたオリジナルデザインとなっています。

SLRとDYTACのコラボで作られたAKだとアゴがしゃくれたようなデザインだったので、ちょっと残念だなぁと思っていたのですが、このデザインならスマートかつ先端の重さも減ってバランスが取れていると感じます。

ガスチューブはSLRのレイルガスチューブとUltimAKタイプのレイルガスチューブを合わせて2で割ったようなデザイン。

デザインや質感に整合性があるので、こういったものだと言われれば全く気になりませんね。

 

続いてリアサイト。実はARCTURUSのAKで唯一気になったのはこのリアサイトのみです。

1000mタイプのリアサイトで、墨入れされていないのは気にならないのですが、問題は高さを調整するパーツのロックがかからないので、引っかけたりすると照準がズレそうです。

ですが、このAKならほぼ光学サイトをつけると思われるので、気にしなくてもいいパーツかもしれませんね。

 

2019/1/29 追記

リアサイトを分解してチェックしてみました。

どうやらこの個体はスプリングとラッチが噛み合っておらず、しっかりとロックがかからなかったようです。

再組立てをしたところ、正常にロックがかかったので、精度も問題は無さそうです。

また、他の個体もチェックさせてもらったところしっかりとロックがかかったので単純に個体差のようです。

2019/1/29 追記 ここまで

 

次にセレクターを見てみましょう。

ぱっと見はクレブスタイプのカスタムセレクターですが、ボルトキャリアを保持する為の切り欠きがありません。

ただ、ボルトキャリアレバーの最大後退位置がセレクターの手前1cmくらいなので実用上の問題は無いですね。

 

続いてトリガー周り。

トリガーフィーリングはかなり独特で、半分ほどトリガーを引くと強い抵抗がかかり、そこを抜けるとマイクロスイッチが押される仕様のようです。

この辺りはそのうち分解するつもりなので、詳しく見てみたいと思います。

加えて、このトリガー周りに他のメーカーのAKでは見たことが無い機能が組み込まれていました。

左側からトリガーを見た時にボタンが見えるんですが、このボタンはスプリングテンションを解放する為のもののようです。

どうやらプリコック気味に動作する為、使用後にスプリングテンションを解放する必要があるようです。

構造的には単純に逆転防止ラッチを解除するだけだと思うのですが、位置が位置だけに分解する時に気を付けないと痛い目に遭う気がするので、こちらもしっかりと写真を撮って記録に残す予定です。

ちょっと映っているのでついでに書くと、このモデルはサイドマウントベースが標準搭載されています。

 

 

次にグリップ。搭載されているのはMOE AK+タイプのグリップですね。

個人的には側面にスティップリングがされていないのは高評価で、LCTのVityazと似たグリップ感を得られるのが嬉しいポイントですね。

 

外装の最後はストックになります。

固定ストックパイプにCTRストックとMOEストックを足して2で割ったようなものが装着されています。

初見の印象でCTRストックだと思いこんでいたところに、友人からMOEストックじゃないかと言われたので良く見てみたら、レバーロックが無い代わりに、QDホールがついているんですよね。

このストックが思いの外出来が良く、ストックをスライドさせる時に適度な抵抗がかかって調整しやすいです。

これまで何本かストックの内側にカグスベールを貼ったりしていたのがバカらしくなるレベルで気持ちがいいです。

また、SLRとDYTACのコラボモデルで購入まであと一歩踏み切れなかった理由の一つがSLRのフォールディングストックなので、ストックパイプがつけられているのは嬉しいです。

 

ストックパイプ基部にはスリングスイベルもセットされており、深くグリップを握った時に手に沿うようになっています。

最初は引っかけて手を切るかもしれないと思ったのですが、バリも無いのであまり気にしなくても良さそうです。

 

 

バッテリー収納方法

バッテリーはデッキカバーを開けて、リアサイトブロック下にAKバッテリーを差し込むタイプになります。

AKバッテリー以外も使えるか試しましたが、ET-1のRed Line 1400mAhはギリギリ入りませんでした。

なお、コード類はどうやら銀配線を使用しているので、電装系も凝った仕上がりになっているかと思われます。

 

総評

SLRやMAGPULのパーツをモチーフにしたオリジナルのパーツのみで構成された民間AKモデルです。

オリジナルデザインではあるのですが、スマートな作りからおもちゃのような雰囲気も無く、説得力を持った仕上がりになっています。

実物にこだわらないのであれば、これだけで満足できる出来になっています。

 

本当にこれはデチューン解除して国内用調整をしたら面白いAKになりそうです。

 

内部レビューはこちらから見ることができます。

 

 

2019/10/4 追記

マガジンに関して質問があったのでこちらで。

Arcturusの担当者に直接確認したのですが、マガジンはD-DAY製のものが付属しているとのことです。

もし追加で購入する場合は、D-DAY製のものを使用すればトラブルを最低限に抑えて使用することができるかと思います。

2019/10/4 追記ここまで

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4件のフィードバック

  1. いとう より:

    コメント失礼いたします。
    こちらのAKのスプリング式マガジンの予備を探しているのですが、純正マガジンの購入は日本ではできないのでしょうか?
    また、社外製品で互換性のあるものを教えていただけると幸いです。

    • ライセ より:

      いとうさん、コメントありがとうございます。
      アークトゥルスの製造元に聞いたのですが、D-DAY製のマガジンが純正になるとのことです。(D-DAY製のマガジンを同梱しているそうです。)
      また、弾上がり等の相性問題を最小限にするのであればD-DAY製のマガジンの使用を推奨するとも説明がありました。

      コメントをいただいてからざっと調べたのですが、このお返事を書いている段階だと黒のスプリング式マガジンは在庫が無いところが多いですね……。
      もしすぐに必要なのであればFDEのものを選ぶことになるでしょうか……。

      社外品に関しては東京マルイのAK47マガジンを使うことはできました。
      ただ、私のAKMは既にチャンバーを交換しているので、純正のままだともしかしたら弾上がり等に影響があるかもしれません。
      また、LCTのAK74マガジンはリップが厚すぎて入らなかったので、加工が必要になるかと思います。

      他のメーカーのマガジンを試す機会があったら改めて記事にするか追記すると思うので、また訪問していただければ幸いです。

  2. らっこ より:

    こんにちは。AK105カスタム(AT-AK05)を所有しております。
    自分で確認したのはマルイ、G&Gのマガジンが刺さりました。(給弾までは確認しておりません。)
    LCTのものはRPK用ドラムマガジンも刺さりませんでしたが、あれは加工も難しそうなので……諦めるほかないというところですね。

    D-DAYのマガジンなら名古屋のフェローズというショップで売ってるのを見ましたよ。通販もやっているそうなので今のうちに買っておくといいかもしれません。(特定のお店の名前を出してはいけないようならすみません。削除しておいてください……。)

    • ライセ より:

      らっこさん、コメントありがとうございます。
      G&Gのマガジンも刺さったんですね、こっちは私も確認していませんでした……。
      LCTのRPKドラムマガジンを使うとしたら、金属用のやすりを使って地道に削るかリューターを使うしか無さそうですよね。

      D-DAYのマガジン、フェローズに売っていたんですね。
      特定のお店の名前を出しても問題無いですよ。ただ、住んでいる地域によっては買いに行けなかったりするかなと思っていただけなのでw

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