ARES 45 degree Angle Gripのレビュー
先日の『ARESのM-Lokパーツを4種類入手してみました』の記事で紹介した45 degree Angle Gripのレビューをしていきます。
このアングルグリップは名前が示す通り、45度の角度がつけられた特徴的なデザインのグリップになります。
魚のヒレっぽい雰囲気があるので好みが分かれるかもしれませんが、意外と使い勝手が良かったりします。
目次
外観
今回はARESから直送ということで、パッケージは無しです。なんかARESのパーツを買う時は直送ばかりだな……。
本題のグリップの形状はこのような感じ。
前後の長さはちょうど100mm、高さは70mmとなっています。
突起部分先端にはAMOEBAのロゴが入っています。
固定面はこのような構成になっています。
M-Lokの固定ネジが3つに加えて、2つの突起部分で支える形になります。
この構造のおかげでしっかりと固定される反面、M-Lokスロットを少なくとも2.5スロット分占有するので取り付けられるハンドガードがやや限られるかと思います。
前面にはフィンガーチャネルが1つ設けられています。
ハンドストップのように使う場合にこれが生きるかと思います。
太さに関しては、一番太い部分で約20mm、一番細いグリップ先端で14mm程度になっています。
写真では分かりにくいですが、握り込んだ時に親指と中指の股が当たる部分はエルゴノミクスデザインのようで、緩やかに薄くなっています。
この股の部分は厚さが10mm以下になっていることもあり、自然な握り方になるかと思います。
握り方
握り方に関しては3種類、4パターンの使い方があるかと考えています。
1つ目はハンドストップのように使うパターン。
ハンドガードをグリップして手前に引き寄せる感じになりますね。
次はグリップ前面を握るパターン。
この場合は人差し指ないし中指をフィンガーチャネルに引っ掛けて親指でハンドガードを押さえる握り方になるかと思います。
最後は完全にグリップを握るパターン。
この写真では完全に握り込んでいるので本体は見えませんね……。
この場合は手前に引いて使うのに加えて、親指の付け根を使って前に押し出すように使うのも有りかなと思っています。
手の大きさの関係で、私の場合は完全に握り込んで引くよりも前に押し出す使い方のほうが合っていました。
使用例
実際に取り付けた例もいくつか紹介します。
まずは7インチのMIハンドガード。
下面のM-Lokスロットがちょうど2.5スロットなので、ギリギリ取り付けができるといった感じ。
ハンドストップのような使い方はしづらいですね。
続いて、Poseidon Punisher-1にも取り付けてみました。
質感的にはこれに着けるのが好みではあるのですが、ハンドストップとしてつかう場合は薬指をフィンガーチャネルに掛ける形になるかと思います。
最後にSR-47。
ハンドストップとして使う場合には最低でも10インチ以上必要になりますかね。
ただ、全体のデザイン的になんとなくアンバランス感が否めないです。
まとめ
今回紹介したARESの45 degree Angle Gripはかなり使い勝手のいいグリップなのではないかと思います。
ただし、デザインや固定部分のサイズの関係で取り付けの汎用性が損なわれているのも事実です。
個人的には長さがあと2~3cm短かったら非常に使いやすいと思うんですがね……。
とはいえ、取り回しは非常に良いので、オリジナルデザインであることさえ受け入れられるならお薦めできるグリップだと思います。
ちょっと人とは違うものがいいという方は是非試してみてください。