BATON airsoft M1911A1 CO2GBBの外観レビュー
先日、BATON airsoftのBS-H.O.S.T.を貸してくれた友人からまたしても同社M1911A1 CO2GBBを借りてしまったので、レビューをしていきたいと思います。
今回は外観、次回の更新で内部を見ていきます。
先に色々と情報を出してしまうと、これ、スライドストップはかからないもののHFC-152aを使用してもしっかりと撃てます。
もしかしたらリコイルスプリングを変えたらスライドストップもかかるんじゃなかろうか……。
個人的には動作面はかなり高評価な個体となっています。
目次
パッケージ
それでは、今回も例の如くパッケージから見ていきましょう。
パッケージはBS-H.O.S.T.同様、白地に黒でモデルが描かれています。
また、モデル名もパッケージに記載されているので、間違えることは無いかなと。
パッケージの中身はこちら。
今回も試射後に借り受けたものなので、新品同様かどうかは明言できません。
内容物は写真に写っていないものを含めて
- BATON airsoft M1911A1 CO2 GBB本体 x1
- マガジン x1
- マガジン用六角レンチ x1
- 使用説明書 x1
- 小型炭酸ガス(CO2)ボンベの取り扱い注意事項
- タニオ・コバのうんちくが書かれたリーフレット
となります。
それから、CO2マガジンの使用に関する説明を動画にもしているそうで、パッケージ蓋裏側にこのようなシールが貼られていました。
本体
ここからは本体の外観を見ていきましょう。
まずは右側面。
刻印や操作系に関しては後ほど改めて見ていきますが、ミリタリーモデルらしく、シンプルなデザインですね。
続いて左側面。
こちらの面も刻印は最小限に留められています。
それでは、右側面の刻印を見ていきましょう。
スライドの刻印は東京マルイのM1911A1ミリタリーモデルと内容は同一かと思います。
異なるのはフレーム側ですね。
フレーム側には“UNITED STATES PROPERTY”の刻印されています。
この刻印は、実物でもあったり無かったりするのですが、個人的にはあったほうがより“それ”らしいかなぁ、と。
質感に関しては梨地っぽい感じにはなっているのですが、ちょっとプラスティッキーな感じがしますかね……。
スライド後端と操作系はこのような感じ。
サムセーフティの形状などはしっかりとミリガバの形状ですね。
なお、グリップパネルは樹脂の成型品のようです。
続いて、ホールドオープンしたのがこちら。
このモデルはBS-H.O.S.T.同様、ティルト機能がオミットされています。
動作性よりも耐久性と命中性能を優先したのですかね。
続いて、エジェクションポートがこちら。
特に刻印等は無く、ミリタリーモデルらしく実にシンプルです。
それから、スライド上部にうっすらとパーティングラインが浮いてしまっていますね……。
次はファイアリングピンを見てみましょう。
ダミーファイアリングピンになっていますね。
分解する時は面倒なのですが、これを見てしまうと東京マルイのものがちょっと寂しく見えてしまいます……。
トリガーに関しては、フロント側にチェッカリングが施されています。
引き白もA1モデルらしく、短めになっていますね。
マグウェルの形状はこのようにCO2カートリッジの形状に合わせて抉れています。
また、マグウェル後方にランヤードリングがついていますね。
さて、本体で唯一解せなかったのがここでしょうか。
リアサイトのノッチが異様に小さいんですよ……。
写真では一応、フロントサイトと合わせたのですが、焦点の関係でほとんど見えませんね……。
とはいえ、実際に構えてみても非常に狙いづらいです。
実物でもノッチの構造があまり評判は良くなかったと思うのですが、それに輪をかけて見づらくなっています……。
マガジン
ここからは同社製BM-45 CO2GBBと共通のマガジンを見ていきましょう。
まずは右側面。
CO2カートリッジを入れる為に大きく穴が開けられています。
下部に壁が作られているのでカートリッジが定位置にくるように設計されているようです。
左側面がこちら。
前述の壁の関係でカートリッジはこの左側面からしか入らないようになっていますね。
個人的にフォロワーが左側面に配置されているのが意外でした。
バルブに関しては、例の如くタニオ・コババルブが採用されています。
どうやら、このバルブ自体が放出量も抑えられているようなので、交換できないほうが安心できますね。
個人的に注意しないといけないと思ったのはこの部分。
ボケてしまって見にくいですが、注入バルブが剥き出しになっているのでカートリッジ取り付け時にゴミなどが入っていないかしっかりと確認しておいたほうがいいかと思います。
ゴミがついているとガス漏れの原因になりかねないですからね……。
それから、安全性の為、マガジンエンドプレートは一体化されています。
底面からネジでCO2カートリッジを押し込むことになるので、過負荷で歪んでしまったり、カートリッジが飛んでしまったりしないようにする安全策でしょう。
このマガジンを本体に取り付けるとこのような感じに。
飛び出てしまって若干不格好ではありますが、見た目より安全性のほうが重要だと思うので、ここは納得するしかないですね。
まとめ
ここまで外観を見てきた限りでは全体的に綺麗にまとまっており重量バランスもいい為、サバイバルゲームユースとしてはほとんど文句は無い出来だと思っています。
惜しむらくはリアサイトの形状があまりにも見づらいことでしょうか……。
東京マルイ準拠っぽい構造なので、気になる場合は交換してしまってもいいかもしれませんね。
一方で、モデルガン的な見方をすると安全性を優先しているので仕方ないのですが、マガジンバンパーの形状などは物足りない部分はありますね。
安全性とは直結しない部分だと、スライドのパーティングライン跡やトリガーガード部分のゲート跡のような丸いくぼみでしょうか。
ゲート跡らしきものが目立たなければ、おもちゃ感が薄れたと思うんですよね……。
個人的には動作性優先なので、クラシカルなM1911A1を使用したい場合にはお薦めできるものだと思います。
次回は内部と実射性能を見ていく予定です。