G&G SR30 M-LOKの外観レビュー
本当に長いこと待たされたG&GのKnight’s公認モデル、SR30 M-LOKを早速購入しました。
今回のG&GのSR30はAirsoft97で購入。
当初は他の店舗で買うことも検討していたのですが、PERUNをはじめ、色々と試したいこともあったのでカスタムにも強いAirsoft97で買うのが最善の選択になるのでは、と。これ書くと確実に身バレするな?
ということで、実際にSR30を見ていきたいと思います。
なお、今回は東京マルイフェスティバル当日にJRが止まっていることを考慮して前泊という無駄なことをしているので、後日写真を差し替えるかと思います。
2019/11/16 写真を差し替えました。
目次
パッケージ
まずはいつもどおりパッケージから見ていきましょう。
パッケージにはKNIGHT’Sのロゴと飾り文字、それからSR-30 M-LOKのイメージ写真がプリントされたホロシールが貼られています。
また、側面には偽造防止処置が施されていると思しきKNIGHT’Sから公式ライセンスが発行されたことを証明するホロシールも貼付されています。
如何にも正規品という感じがしていいですね、これ。
パッケージを開けたところがこちら。
だいぶ見切れてしまっているのですが、パッケージの端のほうはかなり余裕がある箱ですね。
恐らくG2メカボックスを使用した電動ガンと併用できるように作った緩衝材なのでしょう。
値段を下げるといった意味では正しいんですが、箱ごと残しておく場合、ちょっとスペースを取るのが辛いところですね……。
内容物は次のとおり。
- SR30 M-LOK本体 x1
- G2メカボックス用90連 STANAGマガジン x1
- SRシリーズ共通取扱説明書 x1
- BBローダー x1
- クリーニングロッド x1
その他、初速証明書兼保証書も同梱されています。
マガジンに関してはG2メカボックス用ということで、残弾が無くなるとオートストップが働くのですが、マガジンを抜くとトリガーを引いても反応しなくなります。
なので、弾抜きはマガジンハウジング内のスイッチを指で押しながらやらないといけないというのが少々面倒なところでしょうか……。
本体
続いて本体を詳しく見ていきます。
例のごとく、今回もマズル側から見ていきます。
まずはフラッシュハイダー。
写真ではわかり難いですが、三又のフラッシュハイダーが標準装備されています。
ただし、このハイダーはオリジナルとは異なるハイダーがついています。
オリジナルでは廃番になった7.62mm用のハイダーがついているのですが、これは5.56mm用のハイダーかと思います。
もし気になるのであれば、7.62mm用のハイダーを調達してもいいかもしれません。
続いてハンドガードを見ていきます。
ハンドガード右側面にはM-LOKのロゴとURX4の刻印が施されています。
M-LOKスロットは4スロット、ハンドガード根元にはQDホールが設けられているので、短いながらも一定の拡張性は確保されているかと思います。
続いてハンドガード左側面。
こちらもスロット数やQDホールは同一で、違う点はKNIGHT’SのサイトのURLが刻印されていることでしょうか。
写真では分かりづらいですが、アウターバレルにはしっかりとガスブロックとガスチューブが設けられているので、本当に安心しました……。
S&TのフルメタルM4は色々と手間がかかっているので、これだけで気が楽になります……。
合わせてフロントサイトとリアサイトも見ておきましょう。
フロントサイトにもしっかりとKNIGHT’Sのロゴが入っていますね。
リアサイトに関してはこのような感じに。
こちらに関してはいまいちオリジナルの知識が無いのでご容赦を……。
トップレイルに関しては、ナンバリングはされていない状態ですね。
ここは少し好みが分かれるかもしれません。
次はレシーバーを見ていきます。
まずは右側面。
右側面マガジンハウジングにはしっかりとライセンスをされたことが分かるオリジナルと同じ刻印が入っています。
セレクターはアンビタイプで、右手でグリップした時に引っかからないようにカットしたカスタムタイプですね。
イジェクションポートカバーをクローズするとこのような感じに。
ボルトリリースもアンビタイプになっているので、左利きの私には嬉しい限りです。
イジェクションポートカバーとダミーボルトに関しては、チャージングハンドルを引くことで展開・ホールドオープンしてホップ調整が可能になっています。
ホールドオープンした状態がこちら。
ちょうどチャンバーのダイヤル位置まで開くので、ホップ調整はしやすいかと思います。
ダミーボルトはもちろんボルトリリースを押し込めば前進するギミックとなっていて、右側面のボルトリリースもライブになっています。
気を付けたい点は、チャージングハンドルを引くと右側面のボルトリリースレバーがかなり浮くので、落としたり引っ掛けたりしやすそうなことくらいでしょうか。
こんな感じで浮きます。
左側面のマガジンハウジングには“300 CQB MOD2”と“STONER RIFLE”の刻印とメーカーロゴ刻印がされています。
シリアルナンバーはライセンスの関係からか各個体それぞれ個別に振られているようです。
少し残念なのが“MADE IN TAIWAN”の刻印でしょうか……。
仕方ないと言えば仕方ないのですが、もうちょっと目立たない場所に入れてくれても良かった気はします……。
左側面の操作系も当然のことながらマガジンリリースがアンビ化されていたりと、使い勝手がかなりいいですね。
続いてグリップ。
グリップはオリジナルと同様、A2タイプのグリップが搭載されています。
個人的には変えてもいいかなと思うポイントはここですね。
なんというか、オールドスクールなイメージが強いもので……。
トリガーガードに関しては、KNIGHT’Sモデルが採用されているのですが、CEの刻印の位置にはオリジナルの場合はメーカーロゴが入っていたはずなのでちょっと残念ポイント。
最後にストック周りを見ていきます。
これは良く見るLMTタイプのクレーンストックですね。
たしかオリジナルはQDホール付のものが採用されていた気がするので、ちょっと残念ポイントだったりします。
気になる人は変えてもいいかもしれませんね。
ストックポジションは6段階のものが採用されています。
なお、バッファーチューブ内にバッテリーを納めるタイプで、チューブ自体にも切れ込みが入っています。
これはストックを選びますね……。
標準のLMTタイプを使うか、PTSのEPSなどに変えてしまうのも手でしょうか。
まとめ
公式ライセンス品ということもあり、全体的な外観の完成度は折り紙付の一丁であることは間違い無いかと思います。
また、全体的にマットな質感かつ、ざらついた手触りとなっています。
素手だと違和感があるかもしれませんが、グローブをしていれば滑ることは無さそうなので個人的には好きな表面処理です。
このSR30 M-LOK自体がCQBレングスよりも更に短いということもあり、取り回しやすくサバイバルゲームでは確実に使いやすいのではないでしょうか。
AKにしてもM4にしても、一度短いものを使ってしまうと本当に長いものには戻りにくくなりますね……。ゲームで使う以外でも、フィールドまで持っていくのが楽ですし。
気になるポイントとしては、バッテリーの関係でストックを選びにくいことですね。
ETUを積んでいるので仕方ないのですが、ストック内にバッテリーを収納するスペースはほぼ無いと認識していいかと思います。
前述のように、どうしても変えるならPTSのEPSを使ったりするのがいいでしょうか。
なお、初速に関しては84m/sから85m/sで安定しており、インドアでも安心して使うことができます。
この長さなら元々CQB用途ですし、十分過ぎる初速かと思います。
惜しむらくはこのSR30 M-LOKもライセンスの関係で生産数が限られてしまう可能性があることでしょうか……。
個人的には価格を度外視した場合に初心者に薦めたいモデルの筆頭なのですが、どこまで生産が続くかが懸念ポイントといったところでしょうか。