EAU DE VIEでサバゲでも使いやすそうなOAKLEYのメガネを買ってみました。
先日、御徒町のスポーツ用サングラス専門店のEAU DE VIE(オードビー)にてメガネを新調してきました。
元々はスポーツ用サングラス専門店としてスタートして、サングラスに度付のレンズを入れるなどカスタマイズもしてくれる専門店です。
サバイバルゲーマーの間でも、ゴーグルの中に視力調整用のレンズを仕込む、be-systemというものを使っている人がいるのでご存じの方が多いかもしれません。
そんな店で今回はOAKLEYのBlender 6Bを購入してきました。
OAKLEYはサバイバルゲーマーでも知っている人が多い、ESSの一般向け部門と言われています。
ESSもそうなのですが、このOAKLEYのサングラス用レンズも散弾を止めることができるのだとか。
で、実は3年ほど前にも別の店でOAKLEYの同じカーブ値のメガネの購入を検討したのですが、対応するレンズを作れないと断られてしまっていたので半ば諦めていました。
というのも私の場合は近眼が強いのに加えて持病で右目と左目の見ている方向が違う斜視が強く出てしまっていて調整が難しいらしく、併設の眼科でも匙を投げられてしまったんですよ……。
その結果として、右目はなんとか見えているものの、脳が勝手にシャットオフしているという状態でした。
なのですが、オードビーでお話を伺ったところ、『問題無く作れますよ』と快諾してくれました。
通常のメガネよりも顔に沿ったカーブなので調整が難しいのに加えて、プリズムを入れて見ている方向を調整しなくてはいけないという、かなりめんどくさい客だと思います。
それにも関わらず最初から最後まで、恐らく合計で1.5時間ほどかけて徹底的に調整していただき、両目で物が見えるところまで持っていってくれました。
おかげで、両眼でまともにターゲットとの距離が感覚的に分かるところまで持ってきてくれたので本当に感謝しかありません。
ちなみにどのくらいめんどくさい目なのかというと、このレンズを見てもらうと分かるかと思います。
レンズを見比べてみてほしいんですが、右目はレンズの上側が薄く、下側が厚くなっているのに対して左目は上側が厚く、下側が薄くなっています。
諦めずにこれの最適解を出してくれた技師さんには頭が上がりません……。
さて、ここからは何故このフレームがサバイバルゲームでも使いやすいのかという話。
まず初めに、フレーム自体の特性から進めていきましょう。
まずはイヤーソック内側にとりつけられた滑り止めが挙げられます。
この滑り止めはOAKLEYが特許を持っているUnobtaniumというシリコンゴム製の滑り止めとのこと。
OAKLEYのサングラスはBlender、Whisker、FLAK 2.0、Julietを持っているのですが、このUnobtaniumのおかげでハードに使ってもズレにくいので使いやすいんですよ……。
それから、前述のとおりフレーム自体に強めのカーブがかかっているので、特にヒンジ部分がゴーグルと干渉しにくくなっています。
他のメガネと比較したのがこちら。
少し幅が広く見えますがカーブがかかっているので、かけてみるとそこまで気にならないです。
ゴーグルを装着を実際に試したところ、比較的小型なBolleのX800でもヒンジは干渉しませんでした。
視野の広いレンズだとけっこう入らなかったりするので、このようなフレームはかなり重宝するんですよね。
ここ最近はコンタクトにBolleのRush Plusでサバイバルゲームに参加することが多かったのですが、このメガネならあまり気にすることなくゴーグルをかけられるので右目でも索敵できたりとできることの幅が広がりそうです。
ゴーグルの中に直接レンズを仕込むbe-systemもあるので、メガネかつゴーグル難民をしている方は一度、オードビーで相談してみるのもいいかもしれません。