JDG P80 PF940V2フレームの組み込みレビュー
先日のJDG P80 PF940V2フレームの外観レビューに引き続き、実際に組み込んでみたので色々といじり倒してみました。
組み込み方法は通常のグロック系列と変わりないので割愛しますが、特にすり合せなどは行わずにポン付けすることができました。
まだレンジで試射はできていませんが、ほぼほぼ問題無いのではないかと思います。
目次
組み込み
まずは組み込みについて。
東京マルイG22から内部パーツを移植したのがこちらの写真。
実は完全分解したのは初めてだったのですが、意外とすんなりいくものですね……。
組み込む際には特に引っ掛かり等も無く、本当にポン付けです。
初心者でも簡単に移植できるかと思います。
注意点としてはこの部分でしょうか。
この金属プレート、固定強度があまりにも低かったので組み込み前に外れていましたが、特にシャーシで押さえつけられることも無いので瞬間接着剤で留めました。
事前に、プレートに残っている接着剤を除去しておくと綺麗に留められるかと思います。
合わせての注意点としては、このレイルにSUREFIREのX300タイプレプリカを取り付けたら異常なまでに外しにくくなったことでしょうか……。
どうやら先端の突起部分が他のレイルよりも高いらしく、X300のロックパーツと干渉するようです。
ウェポンライトが脱落して紛失するくらいなら外れにくいほうがいいのですが、ちょっとこれは度が過ぎているかなと。
もし気になるようでしたら、レイルの高さを調整するといいかと思います。
組み上げ例
それでは実際に組み上げたものを見てみましょう。
全体的にシャープな印象が協調されていますね。
今回は純正スライドをそのまま使っていますが、個人的にはスライドも変えたほうが全体の統一感が出そうに感じています。
握り込んだ感想としては、組み込み前と変わらず若干太いかなという印象が強いです。
但し、思ったよりも操作性は損なわれておらず、握り込んだままでもマガジンキャッチまで親指が届きました。
やはり完成させてみないと分からないこともありますね……。
それから、グリップの形状が変更されたことでサイティングのしやすさが格段に上がっています。
何度も試して慣れた部分もあるとは思うのですが、構えてすぐにドットサイトの光点が目に飛び込んでくる角度になっています。
純正ではサイティングまで若干時間がかかっていましたが、これならノーマル状態のサイトも問題無く使えるかと思います。
ついでに組み上がった状態でFab Cobraタイプストックも取り付けてみました。
固定がしっかりしている分、非常に安定して構えられます。
グリップ角度が改善されていることもあり、普通に長物を扱っているような感覚で取り回しをすることができます。
この手のものは好みが分かれると思うのですが、参考程度にしてもらえればと思います。
まとめ
ポン付けできることもあり、G17系列の分解・組み立てができる人であればあっさりと組み替えられるので、取り回しを良くしたい方にはお薦めできるフレームかと思います。
一番の利点は、サイティングのしやすさではないかと思います。
恐らくなのですが、ガバメント系列から持ち替えるような場合には馴染みやすいのではないでしょうか。実際に重ねてみたら、ほぼガバのグリップ角度と同じでした。
課題になるのは、外観レビューでも書きましたが、純正フレームよりもグリップ部分が更に太くなってしまっていることかと思います。
手が小さい方は握りにくいかもしれません。もし手の大きさに自信が無いようでしたら、一度実際に握ってみることをお薦めします。