JDG P80 PF940V2フレームの外観レビュー

手持ちの工具では東京マルイG22のグリップ内に接着されているウェイトを抜くことができず、業を煮やして社外製のグロック用フレームに手を出してしまいました。

今回手を出したのはJDG (Janus Division Group) 製のPF940V2フレーム。Polymer80から正規ライセンスを取得してリリースされたものになります。

 

ちなみに、グリップ内のウェイトを抜こうと思った理由はこのストックを無加工で取り付ける為です。

FAB DEFENSE COBRAタイプストックのレビュー

ウェイトを抜く為だけに治具を作るのも面倒ですし、どうせなら見た目も変えたいなと思いまして。

本当はもう少し早く買う予定だったんですが、買おうとしたタイミングで品切れをしていたので遅くなってしまいました……。

 

 

目次

パッケージ

今回もいつも通り、パッケージから見ていきます。

まずはパッケージの表面から。

パッケージはジッパー付きのビニールだけというシンプルな梱包です。

正面には製造のJDGとP80のロゴが大きく印刷されています。

 

裏面はこのような感じ。

Polymer80とJDGの説明が記載されています。

また、JDGのFacebookとInstagramのIDも記載されています。

最下段にはカスタムパーツによく記載されている、『上級者向けの製品です』といった類の記載とライセンス関連の記載、それからエアソフト専用といったものが書かれています。

 

パッケージの中身は外装と同様にシンプルです。

フレーム本体と、VFC製の本体を組み込む際に使うマニュアルのQRコードが書かれた紙が1枚入っているのみです。

 

外観

それでは、外観を見ていきましょう。

フレーム右側面全体は上の写真を見ていただくとして、左側面。

左側面はマガジンキャッチに合わせて窪んだ形状になっているのが特徴でしょうか。

ただ、この形状のおかげでマガジンキャッチボタンを押しやすいかと言われると少々怪しいというのが正直なところ。

純正フレームと異なり、グリップ後端がストレートな形状になっているのでマガジンキャッチまでの距離が若干長くなっています。

まだ組み込んでいないので断定できないのですが、私の手はかなり大きいほうにも関わらず少し押しづらそうな印象です。

グリップのフィーリングが大ぶりなので、手の小さい方には使いづらいかもしれませんね。

 

続いてマズル側から見ていきます。

フロント側には4スロット分のピカティニーレイルが設けられています。

ライトなどを取り付けやすいのはいいですね。

 

レイル部分を下から見たのがこちら。

銀色の部分には金属プレートが入っているのですが、非常に弱い接着剤か何かで留められているだけなので、簡単に外れてしまいます。

シャーシ組み込み前に紛失しないように気を付けたほうがいいかと思います……。(私は失くしかけました)

 

続いてトリガーガード周辺。

トリガーガードは純正と比べて有機的な形状になっていますね。

個人的にはこちらのほうが好みだったりします。

 

続いてグリップ右側面上部の刻印部分。

ライセンスを取得しているので、しっかりとモデル名とメーカー名が記載されています。

但し、実物には恐らくMade in USAと記載されていると思うのですが、これには入っていません。

ライセンスを取って香港で製造しているのに、USAと入れてしまったら色々と問題になりますからね……。

ここは大人の事情ということで納得するしかないでしょう。

 

次はグリップを色々な角度から見ていきます。

まずは側面。

しっかりとスティップリングが施されており全く滑る気配は無いのですが、素手で握るとエッジが立っているのでけっこう痛いです。

できる限りグローブをつけた状態で使用するか、あるいは表面を目の細かいやすりなどで均してあげるといいかもしれません。

 

次はグリップ正面。

正面はフィンガーチャネルが廃止され、側面と同様にスティップリングが施されています。

スティップリングのおかげでグリップ位置がずれることはほぼ無いので、握り込みやすい印象になっています。

 

続いて背面。

こちらにもしっかりとスティップリングがされています。

最上段のビーバーテイル部分は加工がされていないので親指の付け根に刺さる心配はありません。

 

内部

次は内側を見ていきます。

フロント側はこのような感じ。

 

シャーシのネジ留め部分の周りにはライセンス関係の印字がされています。

ネジ留め部分にはインサートが埋め込まれていないので、あまり頻繁に脱着を繰り返すと基部が潰れてしまうかもしれませんね。

 

トリガーグループやハンマーユニット部分はこのような感じ。

綺麗に作られているので、このあたりもすぐに組み込めそうです。

 

最後に私が最重要視していたグリップ内のウェイトの有無も見てみます。

ウェイトは入っていませんね。

Fab DefenseのCobra以外にもストック類を取り付けるのは容易かと思います。

 

 

 

おまけ・Fab Cobraの取り付け

内部パーツ移植前ですが、ウェイトが入っていないことが確認できたのでFab Cobraタイプのストックを取り付けてみました。

それがこちら。

多少きつめでしたが、ポン付けできました。

結合パーツはG17-3を使用しています。

がたつきは全く無いので、少し使ってみて歪みが出ないかチェックしていく予定です。

 

まとめ

今回は組み込み前になるので実際の使用感までは言及できませんが、全体的にソリッドで現代的な印象を受けるフレームになっています。

流石にGen.3フレームだと年代を感じてしまいますが、今風のものに換装できるので楽しめるフレームではないかと思います。

また、グリップした感じは多少太いものの、握り心地は安定しているので取り回しもしやすそうです。

シャーシなどは移植せずにスライドを上に載せただけの状態ですが、構えた時にサイトをまっすぐ見やすいというのも好印象です。

純正では意識しておかないと弾が上に向かって飛んでいきますが、直感的に使えるはずです。

近いうちに東京マルイのGen.4も出るはずですが、手持ちのものを気軽にイメージチェンジするのにもいいのではないでしょうか。

 

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