Daniel Defense製QDスイベルポイント付エンドプレートのレビュー
先日Peace Combat誌に掲載された友人が、更なる再現度を求めてDaniel Defense製のQDスイベルポイント付エンドプレート “REAR RECEIVER QD ATTACHMENT POINT WITH SWIVEL” を購入したので、組み込みから使用感まで紹介します。
今回はスモールパーツなので大きな変化はありませんが、小さなパーツでどの程度印象が変わるのか参考にしていただければ幸いです。
目次
パッケージ
それでは、パッケージから見ていきます。
他のDaniel Defense製のパッケージ同様、黄色と黒を基調としたデザインが採用されています。
パッケージを探す時にここまで派手だと見つけやすいかと思います。
パッケージ裏側はこのような感じ。
裏面には製品説明と取り付けに関する注意が記載されています。
素材はCNC加工の6061-T6アルミニウムを使用しているため、強度は十分ありそうです。
正直、レシーバーならともかく、エアソフトガンで使う分にはオーバースペック気味なエンドプレートでしょう。
パッケージの中身は袋に入っていただけ。
特に説明書はありませんでした。
外観
ここからは取り出して見ていきます。
まずは表側から。
全体的に薄くスリムなデザインなのが特徴です。
東京マルイのMWSをはじめ、一般的なエンドプレートを少し厚くした程度の厚さですが、QDポイントを追加できるのは大きな強みでしょう。
裏側はこのような感じ。
裏側には組み込んだ後にズレないよう、突起がついているのは他のエンドプレートと同様ですね。
インストール
ここからは実際にVFC製のM4 GBBベースに組み込んでいきます。
手順は通常のバッファーチューブ取り外しと変わらないので、割愛します。
実際に取り付けたのがこちら。
写真だと違和感が無いように見えますが、実はバッファーチューブの切り欠きとエンドプレート側の突起が上手く噛み合わず、回転してしまいます。
イメージとしては、東京マルイ製のMWS系にGBB規格のエンドプレートを取り付けようとした時と同じような状況と思っていいかと思います。
今回は、キャッスルリングを締め込んで固定しています。もしかしたら、コマーシャル規格のバッファーチューブにも対応する為に若干ゆとりを持たせて作っているのかもしれません。
横から見たのがこちら。
やはり横から見る限りは標準のエンドプレートと厚さに大きな差は無いように見えますね。
大きな違いはバッファーチューブ下が大きく抉れているので、シャープな印象になっていることでしょうか。
QDスイベルを取り付けたのがこちら。
QDスイベルの外観ですが、ぱっと見はレプリカとほとんど変わりません。
なのですが、精度がレプリカと異なり、作りがしっかりしている印象を受けます。
強度の観点から、多少の遊びは持たせているのですが、スリングをかけた時に自重で外れるのではないかと不安になるようなことは一切ありません。
これは実物を使うメリットですね。
取り付けサンプル
それでは、組み込んだ全体像を見てみます。
元々はCQDタイプのエンドプレートがついていたのですが、これに組み替えるとスマートな印象になりますね。
QDスイベルを取り外せば更にスマートな印象になるはずです。
反対側はこのような印象になっています。
QDスイベルになっていることで、左右のスイッチングもしやすくなっているのは大きなメリットですね。
まとめ
今回紹介したDaniel Defense製のQDスイベルポイント付エンドプレートですが、安定性や強度はレプリカと比べるべくもありません。
特にエンドプレートではなく、QDスイベルに関しては実物を選んでもいいかもしれません。大きく動いた時の安心感は別格ですので……。
ノーブランドのQDスイベルに2000円出すくらいなら、4000円出して実物を買ってしまうのも選択肢として悪くありません。
それを踏まえた上で、大きなデメリットは価格と入手性があります。
正直、エンドプレートだけで1万円超はなかなか手が出ないというのが正直なところでしょう。
また、実物ということもあり、MWSなどには使用できないので、その点はレプリカに頼る必要があることも念頭に置くべきですね。
今回のエンドプレートは自己満足の部分も多分にあるので、好みや予算に合わせてBCM製のものを選んでみても面白いかと思います。