C&C TacのAI01 AAP-01用ライフルキットを購入してみました
発売してからだいぶ経ってしまいましたが、C&C TacからリリースされたAI01 AAP-01用のライフルキットを購入してみました。
以前にもフォールディングストックキットを取り付けていましたが、私の身体のサイズには若干窮屈だったので換装することにしました。
今回はその反省と以前買ったまま放置しているストックを有効活用するためにライフルキットも買ってみた次第です。
目次
パッケージ
まずはパッケージから見ていきますが、このAI-01は無地の箱にステッカーが貼られているだけでした。
そのステッカーがこちら。
型番の他に、説明書にアクセスするためのQRコードが貼られていました。
パッケージの中身がこちら。
ネジがバラバラにならないように袋に入っており、他は傷がつかないよう最低限の梱包がされているだけですね。
パッケージの中身を並べたのがこちら。
内容は
- レシーバー本体 x 1
- アウターバレルベース x 1
- インナーバレルスペーサー x 1
- AAP-01アッパーフレーム固定用バー x 1
- ストックベース x 1
- チャージングハンドル x 1
- ネジ各種 x 16
となっています。
組み込み
ここからは、実際に組み込んでいきます。
まずはレシーバー本体にアウターバレルベースをネジで固定します。
このアウターバレルベースは電動用の切り欠きが入っているので、精度を求めるなら電動用を使用したほうが安全でしょう。
余談ですが、WA系対応のGBB用アウターバレルでも動作には問題ありませんでしたが、精度は保証できません。
アウターバレルベースの向きに注意をしてレシーバーに取り付けます。
下側になる方向にだけネジ穴が2つあるので、それを目安にすればいいかと思います。
固定する際は、左右と底面前側の計3ヶ所。
続いて、インナーバレルスペーサーを、AAP-01から取り出したチャンバーに組み込みます。
アウターバレルにブレ防止のOリングがついているので少し抵抗がありますが、写真のように通します。
通したら、左右からネジ留めします。
組み上がったチャンバーを、アウターバレルを外したAAP-01のアッパーフレームに組み込みます。
組み込んだら、純正のネジを使用して固定します。
次はAAP-01アッパーフレーム固定用バーをネジ留めしていきます。
事前にリアサイトは取り外しておく必要があります。
バーをアッパーフレーム上部に載せるのですが、バー後端にリアサイト用の窪みにはまる突起があるので位置合わせは問題無いかと思います。
ネジ留めするとこのような感じ。
このバーとレシーバーをネジで固定することで固定するわけですね。
続いて、レシーバーにアッパーフレームを組み込みます。
GBBのAR系でボルトキャリアを組み込むのと似たような感じで組み込みます。
組み込んだのがこちら。
ネジの固定は、トップレイル側が2ヶ所、ボトム側はアウターバレルベース後ろ側の1ヶ所の計3ヶ所で固定します。
続いてチャージングハンドルをボルトに取り付けます。
このモデルのチャージングハンドルは他と干渉しないので、自分の好みで交換してしまってもいいかもしれません。
最後にストックベースを取り付けます。
これも上下からネジ留めする形ですね。
ストックを選ぶ際の注意すべきポイントとしては、エンドプレートの形状です。
今回はSIタイプ Viper PDWストックの電動用を参考にしますが、電動タイプのエンドプレートでは干渉してしまいます。
なお、今回私は友人にディスクグラインダーで削ってもらって取り付けました。手作業だと地獄だったので感謝しきりです。
もしスタイルをそこまで気にしないなら、電動用ストックパイプをそのまま取り付けたほうが確実ですね。
取り付けサンプル
ここからは実際に取り付けたものを紹介します。
なお、今回は完全にあり合わせのパーツで組んでいます。
今回使用したパーツは、ハンドガードに前回紹介したG&PのMOTS II M-LOKと5KU製のSI VIPER PDWタイプストックです。
ストックに至っては2年半近く放置していたので、やっと供養ができたという満足感すら感じてしまっています。
アウターバレルとハイダーに関しては部屋に転がっていたものを適当に取り付けています。
取り付けたのがこちら。
見事にあり合わせ感が満載で、統一感の無さは特筆すべきポイントですね。
とはいえ、構えた時の安定性は純正のフォールディングストックとは比較になりません。
やはりハンドガードを取り付けて握り込めるというのは安定性に強く寄与しますね。
まとめ
今回紹介したC&C TacのAI01 AAP-01ライフルキットはニッチながら、面白いアイテムかと思います。
ストックをつけた状態で構えてもがたつかない程度に剛性もあり、アウターバレルベースのピッチは電動規格なので汎用性は十分です。
特に魅力を感じたのが、余ったM4用のパーツを再利用できるということですね。
サバイバルゲームを長く続けていてカスタムを繰り返していると、いつの間にか余剰パーツが増えてきて困ることが多いかと思います。
ですが、余ったパーツを有効活用するためにM4を増やすというのも違うと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そのような時にこのコンバージョンキットを使えば、通常のM4系とは違ったフォルムを楽しむことができます。
一方で、欠点を挙げるとするとAAP-01のロアフレームを組み込んだり外したりする際、レシーバーと微妙に干渉してしまうことです。
レシーバーの角とぶつかってしまうので、フレームを外す際は少し抉れてしまうのを覚悟する必要があります。
取り回しの良さも魅力ながら、個人的には余剰パーツの再利用ができることも含めて、M4系パーツを有効活用できるのが最大の魅力ではないかと思います。