Aero Precision Ultrarightスコープマウントをラッピングしました

前回の記事でまだスコープを載せないと書いたAero PrecisionのUltralight 30mm Scope Mount, Extendedスコープマウントですが、やっと簡易ラッピングツールを作ったのでスコープを載せてみました。

Aero Precision Ultralightスコープマウントを購入しました

 

ラッピングツールの作り方自体はエボログさんの記事を参考にしたのですが、ちょうどいい熱収縮チューブがなかなか見つからなかったので苦労しました……。

今回は私が作ったラッピングツールの材料も含めて紹介していきます。

 

 

目次

ラッピングツールの材料

まずはラッピングツールの材料から紹介していきます。

初めに用意したのはベースとなるヤザキ イレクターパイプ。

外径が約28mmとちょうど良かったこと、ホームセンターで簡単に手に入ることからこれを選びました。

ホームセンターによっては有料の穴開け加工サービスがあるので、ドリルが手元に無くても作りやすいかと思います。

私が購入したホームセンターでは工賃100円でやってくれました。

 

ハンドルは適当に選んだ戸棚用の交換用取手です。

本来は2cmくらいの板に使うものなので、別途ネジを用意してイレクターパイプでも使えるようにしました。

 

それから熱収縮チューブ。

これはニシチューブの40mmを選択。

完成はしたのですが、正直、このチューブを選択したのは失敗でした……。

この熱収縮チューブ、収縮開始温度が120度と高温なので機材と時間が必要なんですよ……。

 

下調べをもう少ししていたらG-APEX製の熱収縮チューブあたりを使っていたかと思います。

 

また、今回は熱収縮チューブの収縮開始温度が高いこともあり、マキタ製のヒートガンも調達しました。ここまでくると素直に正規のラッピングツール調達を考えても良かったのではないだろうか。

とはいえ、ヒートガンがあると内部カスタムで熱収縮チューブを使う時に便利ではあるので損にはなりませんね。

 

余談ですが、ヒートガンの中身はこのような感じ。

本体に加えてノズルやスクレーパーが入っているので、必要なものはこのパッケージを買えばほぼ揃ってしまうでしょう。

 

また、エアソフトをいじる上で特に便利なのがこのノズルかと思います。

筒状のものを温める際に使うノズルと、先端を平たくして広範囲に熱風を当てられるので、作業効率が上がるかと思います。

 

ラッピングツールの仮組み

ここからはラッピングツールを組み立てていきます。

まずはイレクターパイプに取っ手を取り付けます。

この段階では仮組みなので、熱収縮チューブをつけずに使い勝手を確認します。

この状態で熱収縮チューブにネジを通す穴の位置決めをしてしまいます。

 

熱収縮チューブを巻いたのがこちら。

これだと熱収縮チューブを巻いたのか分かりづらいですね……。

とはいえ、外径が29.7mmくらいとなったので、ちょうどいいかと思います。

 

ラッピングツールにサンドペーパーを貼り付けたのがこちら。

使ったセロファンテープが長かったので後ほど貼り直しましたが、それでもサンドペーパーがズレることはありませんでした。

 

 

 

スコープマウントへのラッピング

ここからは実際にラッピングをしていきます。

まずはスコープマウントのリングを外します。

American Defenseと似たような縦分割ですが、ネジ留めは下端のみなので取り扱いは楽かと思います。

 

今回はラッピング前後で比較ができるように、外れる側のリングを比較対象としてみました。

まずはラッピング前のリング。

 

続いてラッピング後のリング。

ぱっと見は違いが分からないと思いますが、縁などが若干光っているのが分かるかと思います。

過剰に均す必要は無いのですが、ラッピングをしておくとマウントのバリや歪みを補正できるというわけです。

 

 

まとめ

最後に、まとめとしてラッピングしたマウントにスコープを載せてみます。

元々の精度が高いのもあると思いますが、スコープとマウントの間に隙間無く収まっています。

また、Geisseleタイプのマウントよりも全長が短いタイプなので、かなり印象も変わっています。

個人的な感想ですが、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません……。

 

精度が高いスコープマウントの場合はあまり効果を実感できないかと思いますが、レプリカのスコープマウントであれば効果があるので、精度を高めたいという方は試してみることをお薦めします。

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