APS M4用スピードドローバックルのレビュー

友人がAPSのスピードドローバックルを購入して写真や使用感を送ってくれたので、今回はそれを紹介していきます。

その友人と運用方法を話し合ったのですが、今回購入したM4用スピードバックルはフィールドインする時などに便利ではあるものの、色々と課題を抱えているという結論に至りました。

今回はメリットとデメリットを合わせて見ていこうかと思います。

 

 

パッケージ

まずはいつも通り、パッケージから見ていきます。

APSの小物用パッケージはLANケーブルなどが入っているようなアルミ包装が良く使われていますね。

紙箱だと潰すのが面倒ですが、このパッケージなら容赦無く捨てられるので気楽ですね。

 

ちなみに製品名はこのような感じで記載されています。

ぱっと見だとM4用なのかCAM870用なのか分かりづらいので、ここを見ておいたほうがいいかと思います。

また、バックルの種類もベルトに取り付けるタイプのフルマウントとMOLLEに取り付けるライトマウントの2種類があるので確認しておくことをお薦めします。

 

外観

ここからは外観を見ていきます。

まず初めにバックル側の内容物から。

内容としては

  • バックル本体 x1
  • ボールジョイントキャッチ x1
  • ボールジョイントキャッチ固定用のネジ x1

となります。

 

このバックル、レイルの位置を変えなくても好みに合わせてボールジョイントキャッチの高さを2段階で変えることができるようになっています。

好みに合わせて細かい調整ができるのはホルスター的な使い方をする場合には重要ではないかと思います。

 

問題は、このバックルを留めるネジとナットの精度があまりよろしくないことでしょうか……。

このようにバックルに設けられた溝に合わせてネジで留めるのですが、微妙にこのネジとナットの相性が良くないようで、ガタつくとのこと。

なので、別途サイズの合うネジを用意しておくと安定して留められるようです。

なお、購入した友人は1ゲーム目でネジが脱落したので、ピカティニーレイルに合う長さのネジとナットで代用したとのことです。

 

バックルの裏側の構造はこのような感じになっています。

ベルトの幅に合わせてスペーサーの位置を調整して暴れないように固定できる構造ですね。

また、取り付け基部の高さも裏側で調整ができるようになっています。この構造自体は割と評価していいのではないかな、と。

 

スペーサーを入れて閉じるとこのような感じになります。

取り付け位置や姿勢によっては上側の飛び出した部分が脇腹などに刺さるような気もするのですが、こればかりは好みかと思います。

 

ここからはフレームロックピンを見ていきます。

フレームロックピン自体はAPS製のPERシリーズなどのカスタムレシーバーを除いた各社M4に取り付けることができます。

友人はICSのHERA ARMS CQRに取り付けたとのことなので、色々なメーカーのものに使えるのではないかと思います。

 

構造はシンプルで、ボールジョイント部分がネジになっているので、写真のように分解して既存のフレームロックピンと入れ替える形になります。

問題はボールジョイント側のネジが短いので、強度がそこまで担保されないことでしょうか……。

友人もそのうち折れてしまうことを懸念していました。

また、緩み止めのOリングもついていますが、低強度でいいのでネジロックの塗布はしておいたほうがいいでしょう。

 

ここからは肝心のロック機構も見ていきます。

構造は他のホルスターと似たような感じで、フレームロックピンのボールを通すとロックレバーで固定される仕組みになっています。

気になるポイントは写真で見ると右側にロック解除のボタンが配置されていることでしょうか。

構造的にはそこまで大きく影響しないと思うのですが、左側に吊るす時にロック解除がしにくくなるかと思います。

 

写真が前後してしまいますが、ボールジョイントキャッチに吊り下げたのがこちら。

身体との間にスペースが確保されているので、ロック解除をしつつ引き上げるのは比較的やりやすいのではないかと思います。

 

 

取り付け例

ここからは実際に取り付けたサンプルを見ていきます。

フレーム左側にボールがくるように取り付けたのがこちら。

おおまかな位置はこの写真で分かると思うのですが、ボールが飛び出すことでセレクターを操作しづらくなってしまいます。

 

また、この状態でボールジョイントキャッチに掛けようとすると、セレクターに干渉してしまいます……。

運搬時はセーフティポジションに入れておくと思うので、干渉してしまうのは少々怖いですね。

 

続いてフレーム右側にボールがくるように取り付けたのがこちら。

こちらに取り付けた場合は、フォワードアシストノブと干渉してしまいます……。

これだとスムーズな取り回しがしにくくなってしまいますね……。

 

まとめ

今回見てきたM4用ファストドローバックルですが、正直なところ、セーフティやフォワードアシストノブと干渉してしまう為、使い勝手に難があると言わざるを得ないと考えています。

せっかく運搬しやすくなるにも関わらず、安全管理の面からセーフティエリアで使うことがはばかられてしまう為、有用性が大きく落ちてしまうというのが友人の評でした。

また、取り付け位置の関係からゴーグル・フェイスガードと併用した時に抜き挿ししづらいので、素早くメインとサブの持ち替えをしたい場合にはあまり向かないというのも念頭に置いておくといいでしょう。

 

一方で、スリングと併用する場合にはホールド感が非常に良いので、動きやすさは各段に上がるとのこと。

惜しむらくは、純正のネジだとボールジョイントキャッチのネジの交換をしておいたほうがいいことですね。

 

今回、M4用を見てきて挙げられた課題の多くはM4の構造との相性に依る部分が非常に多いと思っています。

M870のような突起物の無いレシーバーであれば課題の多くはクリアできるというのが正直な感想です。

APS製のCAM870用のものが東京マルイのM870に使えるのであれば実用性は高そうと結論が出たので、後日、購入して試してみようかと思います。

 

2021/1/12 追記

友人から使用2回目のゲーム中にフレームロックピンのボールが取れてしまったと連絡がありました。

ボールとフレームロックピンを留めるネジが潰れてしまっており強度が足りなすぎるとのことなので、使用を薦められないという結論に至りました。

2021/1/12 追記 ここまで

 

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