FAB DEFENSE製ARグリップ『AG-43』レビュー

Honeybee Warehouse様の企画でFAB DEFENSE製ARグリップ『AG-43』をいただいたのでレビューをしたいと思います。

その企画がこちら。なお、私の手元にAG-43があることからも分かる通り、既にキャンペーンは終了しています。

 

 

目次

パッケージ

まずはパッケージから。

ブリスターパックに封入された、簡易パッケージです。

個人的には紙箱に入っているよりもこちらのほうが好みです。

説明が書かれた紙箱だと保管する時にかさばってしまいますが、このパッケージなら台紙だけなのでファイリングもしやすいですね。

 

スペック

続いてAG-43のスペック。説明によると

重さ:96g、高さ:127mm、幅:33mm、奥行き:83mm

とのこと。

また、ビーバーテイルの実寸が約29.83mm。

MAGPUL MOEタイプのグリップに比べて約3mmほど長いです。

高さも後端が伸びたのに合わせて高くなっています。

実際に比較したものがこちら。

重ねてみるとこのような感じになります。

AG-43のほうがMOEと比較して、ビーバーテイルが薄い代わりに、大きく弧を描いていることが分かります。
また、グリップ部分も大きめにできています。

GHK G5への取り付け

それでは実際にGHKのG5に取り付けてみましょう。取り付けようとした結果はこちら。

写真のとおり、取り付けできませんでした。(普段はAKしか使っていないので、GBBのM4が家に無かったんですよ……)

観察してみると、前述のとおりMOEグリップと比較してビーバーテイルが大きめに設計されている為、ストックベースと干渉していました。

もしG5に装着するのであればビーバーテイルを削る必要があります。

 

これではレビューとしては中途半端になってしまうので、作業を中断。

このことを友人に相談したところ、冬はGBBは使わないからと東京マルイのCQB-Rを快く貸してくれることになりました。

 

東京マルイ CQB-Rへの取り付け

友人からCQB-Rを借り受けて取り付けようとした結果がこちらです。

写真では分かりにくいのですが、こちらもしっかりと取り付けられませんでした。

何故取り付けできなかったのか改めて観察してみたのですが、CQB-RにはCQDタイプのスリングスイベルが取り付けられている為、これと干渉しているようです。

どうやら、ビーバーテイルが長いのはスリングスイベルの部分まで覆うデザインの為ですね。

結果としてCQDタイプのようなロアレシーバーよりも横幅が広いスリングスイベルではビーバーテイルを削る必要が出てきます。

 

今回は代替になるスリングスイベルが無かったので、急遽、ストックパイプナットを緩めてグリップを取り付けることにします。

スリングスイベルが無い場合には予想通り、隙間無く取り付くことが確認できました。

 

グリップ感

銃本体に取り付けた状態でのグリップ感は素手の場合には中指と薬指がしっかりとかかるのですが、小指のフィンガーチャネルが若干下にあるように感じました。

ですが、グローブ(Mechanix Vent XLサイズ)をつけると中指・薬指に合わせて小指もほとんど違和感の無いグリップ感を得られます。

恐らく、グローブを着けた時の指の開き方に合わせたフィンガーチャネル設計になっているのだと思います。

なお、私の手は大きめなのでMechanix OriginalのLサイズを使っている方なら同じようなグリップ感を得られるのではないでしょうか。

背面は緩やかに膨らんだデザインになっているので、握り込み過ぎない設計になっていますね。

MOEグリップだと私には細身過ぎるせいで手のひらに余計な力が入ってしまうのですが、この形状なら親指は乗せるくらいの感覚で保持できます。

また、側面の面積が広いので手のひら全体を使って操作でき、取り回しやすいように感じました。

 

総評

大型のビーバーテイルを備えている為、取り付ける銃や組み合わせるパーツに若干の癖がありますが、グリップ単体で見た場合は操作性も良く、使いやすいグリップだと思います。

もし東京マルイのMWSやM4A1であれば、ポン付けも可能かと思うので、お手軽カスタムとしてもいいですね。

 

また、もし自分で買うとしたら、AGF-43SかAGR-43を選択するかもしれません。

AGF-43Sは基本的な構造は同じですが、グリップを後方に折りたためるので、ガンケースのスペースを広く確保できます。

AGR-43はグリップのシルエットはそのままに薬指と小指の間のフィンガーチャネルを省略した構造になっています。

グローブをはめていれば適正な位置でグリップできるとはいえ、若干の違和感があるので、これは好みの問題かと思います。

当初の予定ではGHKが来年に発売予定のデザインをリファインしたM4を買う予定だったのですが、このAG-43を使ってみたことで何時まで我慢できるのか怪しくなっています。

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