Leofoto製のカメラ三脚用ピカティニーレイルアダプターGS-1のレビュー

以前、HOG SADDLEのレプリカを購入しましたが、これに近いコンセプトとなる、中国製カメラ用品メーカーLeofoto製のレイルアダプター GS-1も購入してみました。

HOG SADDLEレプリカを購入してみました

今回紹介するLeofotoのレイルアダプターは、ピカティニーレイルとアルカスイス互換というカメラ用三脚に使われるマウント規格を連結させる為のものです。

使用用途はHOG SADDLEのレプリカとかなり似ているのですが、それぞれメリット・デメリットがあるので使い分けもできると考えて購入してみました。

 

 

目次

パッケージ

いつも通り、まずはパッケージから見ていきます。

パッケージ上部には、メーカー名と型番が記載されています。

GS-1 NATO-DVTLと記載されていますが、NATO規格のピカティニーとダブテイルで接続するアルカスイス互換であることを示しているようです。

公称で全長60mm、幅38mm、厚さ17mmと比較的コンパクトなサイズ感です。

素材はアルミにハードアノダイズ加工を施しているので、重量80.1gと軽量なのも好ポイントかと思います。

 

パッケージの中身がこちら。

内容は

  • GS-1 NATO-DVTL 本体 x1
  • レイル固定ボルト用六角レンチ x1
  • 脱落防止ボルト用六角レンチ x1
  • ユーザーマニュアル x1
  • ワランティカード x1
  • Leofoto 案内カード x1

となっています。

これ、マニュアル見なくても簡単に使い方が分かるんですが、かなり丁寧な内容になっていますね……。

 

外観

ここからは外観を見ていきます。

まずは上面から。

写真右側の穴はQDスリングスイベル用のホール、同左側の穴は三脚に直接取り付ける際の1/4インチネジ穴になります。

QDスリングスイベル用ホールのおかげで、QDスリングスイベルアダプターを用意しなくてもいいのはありがたいですね。

私の場合、KJ WORKSのホークアイ前方のスイベルの形状が気に入らなくて取り外してしまったので、これにQDスリングスイベルを取り付けると可搬性がかなり上がりました。

 

続いて底面。

底面は、各穴の周りは肉厚に残して大胆に肉抜きされた構造になっています。

右上と左下のネジが脱落防止ボルトです。組み合わせる三脚や雲台によっては邪魔になるので、取り外してしまってもいいかと思います。

 

続いて正面。

正面にはメーカーロゴと型番が記載されています。

 

続いて背面。

 

ここには、Made in Chinaのシールが貼ってありました。

 

続いて、ロゴが入っているほうを前にした時の左側面がこちら。

ネジを3本使ってピカティニーレイルにロックする構造ですね。

下側のくぼみがアルカスイス互換の蟻溝が設けられています。

 

続いて右側面がこちら。

こちら側は貫通したネジ穴とアルカスイス互換の蟻溝が設けられています。

 

取り付けサンプル

ここからは実際に取り付けたものを見ていきます。

まずはQDスリングスイベルを取り付けたものから。

若干取り付け位置がずれてしまってはいるのですが、実使用上はほぼ問題無いと思います。

ガタツキなども皆無で、簡単に外れたりはしないのではというのが第一印象です。

 

続いて、KJ WORKSのホークアイに取り付けたのがこちら。

寄りすぎてしまっているので全体像は分かりにくいかもしれませんが、比較的コンパクトなのが分かるかと思います。

この状態で構えたのですが、ちょっと大きめのハンドストップとしても(ギリギリ)使えそうです。

 

最後に、三脚にマウントしてみたのがこちら。

クランプとは違い三脚と直接連結するので、グラつきは全くありません。

むしろしっかりと連結してしまうので、重すぎる本体でやろうとすると本体側に負荷がかかってしまう可能性がありますね。

 

ちなみに、三脚側のクランプ(雲台と言います)も交換したので、別途紹介できればと思っています。

 

まとめ

まとめに入る前に、今回購入したLeofoto製のGS-1ですが、実はコピー元があるのが購入後に分かりました……。

Really Right Stuffというアメリカのカメラ用品メーカーからもほぼ同じデザインのものがリリースしていたんですよね……。

なお、Really Right Stuffからは他にも、アダプターを介さずに直接三脚に取り付ける為のパーツがリリースされているようです。

 

本題のGS-1についてですが、一番のメリットはHOG SADDLE系よりも強固に三脚に固定できることが大きなメリットかと思います。

手を離しても角度をキープできるので、射手の技量差を排除して弾道確認をしやすくしてくれます。

HOG SADDLE系の場合、クランプで保持できる重量以上の重さがあると徐々に狙いがズレてきてしまう欠点があったんですよ……。

また、QDスイベルホールがあるのも単体で持ち運びしやすくなるのでメリットが大きいのではないかと思います。

 

欠点は三脚から取り外す際に、それなりの手間がかかることでしょうか。

HOG SADDLEの場合はハンドルが大きいので、少し力を入れるだけで緩めて取り外しができたのですが、GS-1は三脚側のネジをしっかりとネジを緩める必要があります。

イメージとしては、ピカティニーレイル用のパーツを取り外すのに近いと思ってもらえるといいかと思います。

 

HOG SADDLEのレプリカ以上に、三脚と合わせることで、正確に狙いをつけられるようになる面白いパーツではないかと思います。

余談ですが、東京マルイのM4パトリオットHCを組み合わせて固定銃座のような運用をされると、非常に相手にしたくなくなりそうです。

 

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