MAGPUL MOE K2 AK GRIPを買ってみました
先日記事にしたノーブランドのMAGPUL MOE AKMハンドガードのレプリカでの失敗を教訓として、今度は実物のMAGPUL MOE K2 AK GRIPを購入しました。
流石に同じ失敗を繰り返して心を折りたくないですからね……。
というわけで、今回はMAGPUL製の実物グリップを見ていきます。
目次
パッケージ
今回は正規品なので、パッケージから見ていきます。
少々白飛びして見にくいですが、パッケージの表面には簡単な説明が書かれています。
端的に書くと、ポン付けできる旨と、MOE AK GRIPよりもアングルの立ったグリップであることが書かれています。
パッケージの側面はこちら。
右側面には、MOE AKシリーズの紹介が描かれていますね。
コンプリートを目指す場合に参考になりそうです。
なお、箱の内側には取り付けマニュアルが書かれているようですが、グリップを取り付けるだけなので見る必要は無しと判断して開いていません。
箱の中身がこちら。
グリップが入っているだけです。
なのですが、グリップの内側がコンパートメントになっており、取り付けネジが入っていました。
余談ですがこのネジがかなり曲者でして、ネジ頭部が3/16インチの六角レンチか大型のマイナスドライバーで締める仕様になっています。
グリップの奥まで挿し込んで回す必要がある関係で、長めの3/16インチ六角レンチが必要になるんですよね、これ……。
こういったことに直面すると工具が次から次に生えていくんですよね。
外観
それでは、外観をGHKの純正グリップと比較しながら見ていきます。
まずは右側面。
あまりグリップのアングルが立っているようには見えないのですが、AKのグリップ自体が元々角度が立っている構造になっているので差が分かりにくいようです。
M4のグリップと重ねてみると、違いは分かりやすいかと思います。
MOE K2 AKグリップのテクスチャーは標準グリップと比較して滑りにくく、安定して握れると感じますね。
続いて左側面。
こちらも刻印以外は右側面と変わりませんね。
大きな特徴としては、バックストラップ部分が膨らんでいるので、手の大きい私でも握りやすいのは嬉しいポイントです。
また、親指の付け根部分が抉れているので、ビーバーテイルのような効果があるのではないかと思います。
最後に背面。
写真では分かりにくいかもしれませんが、標準グリップよりも厚さがありました。
元々、SLの派生系と認識していたので、標準グリップより厚めなのは少々驚きでもあります。
とはいえ、ホールド感は標準グリップよりもあり、安定感が違います。
取り付け例
ここからは実際に取り付けて見ていきます。
今回はGHKのAK74Mに取り付けていますが、特に加工することなく、文字通りポン付けできました。
やはり無加工で取り付けられるのはいいですね……。
とはいえ、本来の使用目的は東京マルイのAKMなので仮組みで留めています。
まずは右側面。
取り付けてから気付いたのですが、トリガーガードのかなり下側までグリップが伸びているので、安定した持ち方をできますね。
標準グリップだとトリガーガードとの間にギャップがあるので、グローブを引っ掛けたりしやすかったんですよね……。
続いて左側面。
右側面とは大きな違いはありませんが参考までに。
まとめ
今回、MOE K2 AK GRIPを購入するに当たって、勢い任せで選んだ部分があるのですが、このモデルを選んで正解だったというのが第一印象です。
ベースとなるAKを使い慣れていることもあり、グリップ角度が標準グリップと同じラインになっているというのは重要なポイントだと思っています。
MAGPULからリリースされているAK用グリップは4種類ありますが、大まかに分けて
- MOE AK GRIP:AR系と同じ角度
- MOE AK+ GRIP:AR系と同じ角度 + ラバーコート
- MOE SL AK GRIP:AK系標準角度
- MOE K2 AK GRIP:AK系標準角度 + SLからバックストラップ拡張
といった違いがあるようです。
元々AKに馴染みがある方はMOE SL AKかMOE K2 AKを、AR系を使い慣れている方がAKを試す場合はMOE AKかMOE AK+といった使い分けをするといいのではないかと思います。
また、MAGPULらしく、取り回しやすさとグリップ感があるので、GBBでの操作性向上を期待していいでしょう。
今回は仮組みですが、東京マルイのAKMに取り付けるのがとても楽しみです。