Action Army AAP-01 アサシンの内部・動作レビュー

前回はAction Army AAP-01 アサシンの外観を見てきたので、今回は内部と動作を中心に見ていきます。

まずは内部を見ていった後、実際に動作させてみようかと思います。

 

今回、動かしてみたのですが、動作自体はいいもののマガジンによっては相性があるかもしれません。

動作の紹介で細かく見ていこうかと考えています。

 

 

アッパーレシーバー

まずはアッパーレシーバー側から見ていきます。

最初は分解前のアッパーレシーバーから。

アッパーレシーバーはロアレシーバーのボルト下のボタンを押し込むことでこの状態することができます。

この状態から、まずはアウターバレルとチャンバーセットを外してみます。

チャンバーを引き抜く際はフロント側の2本のネジを外すと引き抜くことができます。

なお、引き抜く際はアウターバレルごと90度回転させるとスムーズにいきます。

このようにアッパーレシーバーの下部にチャンバー固定用と思しき突起があるので、そのままだと引き抜けません……。

正面から見たアッパーレシーバー。下側にある突起にチャンバーが引っかかります

 

アッパーレシーバーから引き出したアウターバレルとチャンバーがこちら。

チャンバーとアウターバレルは両側面のネジで固定されています。

ホップアップはロータリー式で、2つのギアを使用してズレないようになっています。

また、ホップアップ調整用の2つのギアには三角のマークがつけられています。

組み直しをする際にはこの三角を向かい合わせることで、適正位置で組み上げることができます。

 

次はアウターバレルからチャンバーセットを引き抜きます。

前述の通り、両側面のネジを外すだけで引き抜くことができます。

 

インナーバレルの素材は磁石が付かなかったのと軽いことからアルミ製ではないかと推測しています。

長さは実測で129.09mmでした。

切り欠きの形状は違うものの、SOCOM Mk.23並みですね……。

ハンドガンとしては最長級のような気がします。

 

また、バレル先端にはブレ防止のOリングが組まれています。

Action Armyからストックなども出る予定のようなので、精度を追求する場合にも使えそうな構造ですね。

 

続いてチャンバーも分解してみます。

チャンバーは4本のネジを外すと左右に分割できます。

テンショナーは金属アーム式。

それから小さい六角ナットも組み込まれています。これはアッパーレシーバーと連結する為のネジですね。

 

ホップパッキンはよく見るGBB用のものですね。

 

内側の突起もスタンダードなタイプなので、カスタムの影響が強く出そうです。

 

次はボルトを引き抜いてみます。

ボルトを抜く為にはまず、リアサイトを外します。

リアサイトがリコイルスプリングのストッパーを兼ねているので、これを外すだけで取り外すことができます。

なお、メンテナンス性を考慮してか、アッパーレシーバーのリアサイト取り付け部分にはネジ受けが埋め込まれています。

頻繁につけ外しをしてもアッパーレシーバーの穴がガバガバになることは無さそう。

どうせなら他のレイル用の穴にも埋め込んで欲しかった。

 

ボルト単体の写真がこちら。

今回はシリンダーを分解していませんが、シャーシは完全にオリジナルですね。

どこまでグロック と互換性があるかは分かりません。(フローティングバルブは互換があるようですが。)

 

ロアレシーバー

ここからはロアレシーバーを見ていきます。

まずは全体像を見ていきましょう。

形状としては、明らかにリアシャーシの形状が独特のものとなっていることが分かりやすいでしょうか。

ただ、パーツの形状自体はグロックとほとんど変わらないように思います。

これに関しては一度分解して比較しないと分からない部分がありますね……。

 

続いてハンマーユニットを見ていきます。

やはりシャーシの形状が違うだけで、G18C系と同じ構造のように見えます。

というわけで、WE製かSAA製(と思しき)G18Cが転がっていたので比較してみました。

やはりシャーシが異なるだけで、基本的な構造はG18Cと同じですね……。

 

続いて、ハンマー形状も見ていきましょう。

ハンマーの形状はG18Cと同じように、カム状になっています。

 

ボルトストップに関しては、G19Xなどのアンビ式スライドストップと形状が類似しています。

トリガーに関してもほぼほぼ他のグロックと同じように見えますね。

 

この部分に関してもG18Cと比較してみます。

当初はG22と比較していたのでトリガーバーの長さが違うと思っていたのですが、G18Cだと同じように見えます。

ただ、トリガー側のクランク部分が明らかに太くなっているので、どの程度影響があるか確認したほうがいいかもしれません。

 

合わせて、トリガーも後ろ側から比較していきます。今回はトリガーまで分解して比較する余力がありませんでした……。

トリガーを別途購入することがあったら分解してみようかと思います。

この角度から見てもトリガーの構造に違いは無さそうです。

Action Armyがカスタムパーツを計画しているようですし、そのうちカスタムを試したいですね……。

 

最後にセーフティ周りを見ていきます。

最初は左右入れ替えをできないと思い込んでいたのですが、セーフティも左右入れ替え可能でした。

仕組みは単純なのですが、取り外し時にそれなりに力が必要なので覚悟したほうがいいかもしれません。

私の個体は射撃ポジションを示す赤いパッキンが少し抉れました。

 

 

実射テスト

ここからは実際の動作を見ていきます。

今回テストしたのは、純正マガジンと東京マルイ製ロングマガジン。

冒頭に書いた通り、マガジンの相性が出てしまう可能性があったので検証した次第です。

 

まずはテスト環境。

使用BB弾はCYC製の0.20g 1プラスチックBB弾、ガスはLaylaxのハイバレットガス (HFC-152a) となります。

アサシン側はホップを最弱にして試しています。

 

ここからは写真も添えて見ていきます。

純正マガジンの温度は約27度。

 

その結果がこちら。

  1. 83.6m/s
  2. 82.5m/s
  3. 81.5m/s
  4. 82.1m/s
  5. 81.4m/s
  6. 81.5m/s
  7. 79.8m/s
  8. 79.4m/s

 

後半に初速が落ちているのは、給弾不良が発生して不発が何度か発生した為となります。

 

続いて、東京マルイ製ロングマガジンの温度も同様に約27度。

 

その結果がこちら。

  1. 85.1m/s
  2. 85.9m/s
  3. 85.7m/s
  4. 85.0m/s
  5. 84.4m/s
  6. 84.1m/s
  7. 84.1m/s
  8. 83.4m/s

 

予想に反して思いの外、安定していますね。恐らくガスが漏れることで効率は悪いと思うのですが……。

ロングマガジンでは全く給弾不良が発生しなかったことから、本体ではなくマガジン側に問題があるのではないかと推測しました。

そうなると、気になるのはやはりマガジンリップですね……。

 

ということで、この2つのマガジンリップを比較してみました。

左が純正マガジン、右が東京マルイ製ロングマガジン

写真では分かりにくいですが、純正マガジンのマガジンリップにバリがありました……。

これは純正マガジンのリップを均して再テストをする必要があるかもしれません。

 

値段が値段なので手直しをすれば問題無いと割り切れますが、ちょっとこれは気になるポイントでしょうか。

 

2020/5/21 追記

純正マガジンのリップをデザインナイフを使って均してみました。

結果、給弾不良は発生しなくなりました。

もし給弾不良で悩まれている方はマガジンリップの調整を試してみることをお薦めします。

また、やりすぎてしまった場合は社外品もありますし、そこまで慎重になりすぎなくてもいいかと思います。

2021/5/21 追記ここまで

 

まとめ

内部を見てみるまでは単純にグロックの内部パーツを詰め込んでいるだけだろうと思っていました。

ですが、実際に開けてみるとシャーシの形状が違ったりと、ユニットをそのまま単純に移植することはできないようです。

とはいえ、ロアレシーバー側に関してはG18C系の基本的なパーツを使い回すことができそうなので、多少無茶なカスタムを試しても補修が効く可能性が高いのはメリットと言えそうです。

アッパーレシーバー側は流石に色々と特殊な形状になっているので、流用できる部分は限られるかと思います。

 

懸念点としては、マガジン側の精度でしょうか。

原因追求までは試していませんが純正のマガジンでのみ給弾不良が発生したので、調整をするか他社製のマガジンを使用するのがいいかもしれません。

個人的には東京マルイのG22用マガジンのガスルートパッキンを交換して使うのが一番いいのではないかと思っています。

 

どの要因を見ても、色々と試すのに面白いモデルではないかと思います。

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