FAB DEFENSE VTS-Mハンドストップのレビュー

前回のGRADUS-Mに続いて、今回はFAB DEFENSEのVTS-Mを紹介します。

タイトルは便宜上ハンドストップとしていますが、実際には複数の使い方ができる汎用性の高いアイテムでした。

 

普段とは順番が前後してしまいますが、メーカーが想定している使用方法は次のとおり。

  • QDマウント
  • バックストップ
  • フロントストップ
  • サムブレイク

の4種類があるようです。

QDマウントとサムブレイクは併用しやすそうですね。

なお、サムブレイクとして使う場合は、PTK-Mと合わせて使うケースに最適化されているようです。

 

目次

パッケージ

それではパッケージを見ていきます。

VTS-M自体が小さいこともあり、パッケージもコンパクトでした。

 

冒頭でも紹介しましたが、小さいパッケージながらポイントが押さえたマニュアルも出来がいいですね。

 

内容物は次のとおり。

  • VTS-M本体 x1
  • M-LOKナット x1
  • M-LOKスクリュー x1
  • 六角レンチ x1

 

外観

ここからは外観を見ていきます。今回はバックストラップとして使うことを前提に前後左右を説明します。

まずは右側面。

全体的にゴムコーティングされているのに加えて滑り止め加工もされているので、グリップ感は優秀です。

 

続いて左側面。

右側とほぼ同じように滑り止め加工がされています。

違いは右側面上部には“VTS-M”、左側面上部には“F.A.B”の刻印が入っていることくらいです。

 

続いて前面。

指や手の側面の形に合わせて成形されているので、収まりがいいと感じました。

 

背面はこのような感じ。

この面に関しては、QDスイベルを取り付ける関係で、大きく抉れた構造になっています。

 

続いて底面を見ていきます。

QDスイベルの取り付け部にはしっかりと金属インサートが入っているので、本体側の強度は問題無さそうです。

また、M-LOKに固定するための穴はこのQDスイベルの奥に配置されています。

 

最後に上面を見てみます。

上面はM-LOKの取り付け穴が1つ開いていました。

ハンドストップやサムブレーキのような基本的な使い方をする分には全く問題無く固定できると思います。

ただ、ネジ1本だけで留めるので、スリングをつけて振り回すような扱い方はしないほうがいいかもしれません。

 

取り付けサンプル

ここからは実際に取り付けたものを紹介します。

今回もGRADUS-M同様、FAB DEFENSEのVanguard ARと合わせてみました。

あくまでも同社製ということで合わせていますが、このVTS-Mはコンパクトなことに加えてFAB DEFENSEにしてはシンプルなデザインをしているので、他社製のハンドガードと組み合わせても浮かないのではと思います。

 

まとめ

今回はFAB DEFENSEのVTS-Mを見てきました。

実際に握ってみると、ゴムコーティングと滑り止め加工が合わさって安定した構え方をサポートしてくれると実感できます。

また、芯材がポリマーなのでしっかりとした構え方ができるにも関わらず重量が軽いというのは大きなメリットかと思います。

FAB DEFENSEにしてはシンプルなデザインなので、コンプリートモデル以外にしたい方以外にもこのVTS-Mはお薦めしたいです。

 

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA