LiPoバッテリーの処分方法を行政に確認しました

充電できなくなってしまったので処分しようと思ったまま数ヶ月経ってしまったLiPoバッテリーが、そろそろ問題が起きそうなレベルで膨らんでしまったので処分することにしました。

 

ただ、ネットで検索して出てくるのは塩水につけて放置して放電するといった内容が先行していて、その先が書いていなかったんですよね……。

ということで、今回は私が居住している地方自治体の資源循環局に直接伺って、廃棄方法を確認してきました。

 

 

目次

今回処分したLiPoバッテリーについて

まずは今回処分したLiPoバッテリーを見ていきましょう。

処分したのは写真の2つ。

LaylaxのLipoバッテリーブランドのGIGA TEC製のものが2種類となります。

たしか私がLiPoバッテリー運用を始めてすぐの頃に買ったものだと思うので、3年は使用していたものだと思います。

 

上の写真だと分かりにくいので、アップで撮ったものがこちら。

それなりに膨らんできていますね。

充電できなくなったので処分しようと思ったまま床に放置とかいうろくでもない状態だったのですが、ここまで膨らんでいるとは……。

 

それから、写真には写っていませんが、2014年末に購入したAnkerのモバイルバッテリーもセルが死んでしまったので処分しています。

 

資源循環局職員の方に伺った話

さて、こんな状況で資源循環局に持ち込んだわけですが、色々とお話を聞くことができました。

今回は私が2点質問しまして、その回答といった 形で記載していきます。

 

Q1. 破裂などのリスクがありそうだったので放電していないが回収してもらえますか。

A1. 問題ありません。絶縁してショートしないようにしてあれば回収できます。

 

Q2. インターネットで塩水に漬けて処分を推奨しているがこの方法は正しいでしょうか。

A2. 推奨しません。火災や事故の原因になりかねないので自治体の回収方法に沿って処分してください。

 

また、個人が発信している情報が絶対に正しいとは限らないので、分からなかったら確認したほうがいいとの話もありました。

 

回収場所の探し方

ここからは回収場所に関してです。

まずは自分が住む自治体が定めている方法を調べるのがいいでしょう。

大抵、『“自分が住む自治体名” リチウム電池 処分』などでGoogle検索をすれば該当ページが出るかと思います。

 

次にJBRCという充電式電池のリサイクルを行う社団法人の協力店が回収場所を設けているので、そこに持ち込むのもいいかと思います。

回収場所はこちらを使うと簡単に調べることができます。

『協力店・協力自治体』検索

 

調べてみたところ、御徒町にあるFirst東京アメ横店も協賛しているようなので、秋葉原のミリタリーショップ巡りをするついでに処分してもいいかもしれませんね。

JBRCの協力店であれば、LiPoバッテリー以外にもニッ水バッテリーやニッカドバッテリーなども回収してくれるようなので意外と気軽に処分できそうです。

 

 

まとめ

今回、塩水につけた後の方法を確認しようと思ったところから、実は塩水での処理は間違いだったことが分かりました。

私の場合は直接行ったのでその場で回収してもらえた上に、色々と話を聞けたのは運が良かったのだとは思います。

ネットの情報を何でも鵜呑みにしないほうがいい好例ですね……。(このサイトの存在意義自体否定するような話でもありますが。)

しっかりと裏を取るのは本当に大事ですよ……。

 

今回は私の住む自治体が推奨する方法を紹介しましたが、もしかしたらお住まいの地域によっては別の回答が出てくるかもしれません。

地域に合わせた処分方法をとるように心掛けるといいかと思います。

 

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