Poseidon Airsoft Punisher-1の外観レビュー

先日の第92回Vショーで購入したPoseidon Airsoftの電動ガンの新作、Punisher-1の外観を見ていきたいと思います。

Poseidon Airsoftは台湾のエアソフトメーカーで、本体に関してはVFC互換のGBBをリリースしていたメーカーとなります。

電動ガンは恐らくこのPunisherシリーズが初のモデルになるのではないかと思います。

国内販売に関しては京都のミリタリーショップ プラウダが正規ディーラーとして販売をするとのこと。

 

 

目次

パッケージ

まずはいつも通り、パッケージから見ていきます。

黒地にメーカーロゴが印刷されたシンプルなパッケージです。

シンプルなんですが、高級感があって好きです。このデザイン。

 

パッケージを開けたのがこちら。

このパッケージは箱が筒状になっているので、爪を外してからスライドさせて開ける仕組みになっています。

下手なことをしなければまず開くことが無いパッケージなのも持ち運びをしていて安心感が強かったです。

 

内容物はこちら。

  • Punisher-1 本体 x1
  • ノーマルマガジン x1
  • バッテリーアダプター x1
  • 初速証明書 x1
  • Punisherシリーズ共通(?)説明書 x1
  • Poseidon Airsoft 2020年カタログ x1
  • 六角レンチ x1
  • クリーニングロッド x1

 

必要なものは網羅されている梱包内容ですね。

個人的にはカタログが嬉しかったりします。TritonシリーズのGBBRとかいつか欲しいなと思っているので……。

 

本体に行く前にカタログ記載のスペックを見ていきます。

  • 全長:610mm (ストック伸長時:705mm)
  • バレル長:215mm
  • 重量:2120g
  • マガジン容量:180発

とのこと。

スプリング式の重量計なので正確な数字は読み取れなかったのですが、マガジン無し重量が約2000gだったのでカタログスペックと差異は少ないかと思います。

 

本体

それでは本体を見ていきます。

まずは全体を見ていきましょう。まずは右側面から。

続いて左側面。

購入前はハンドガードを含めてポリマー製なので安っぽいかなと思ったのですが、そんなことはありませんでした。

グリップだけ光の反射具合が違うので違和感がありますが、そこまで気になる部分でもないでしょう。素手で持っていたらどちらにしろテカりだしますし。

剛性感も十分にあるので、普通に使う分には全く問題無いかと思います。

 

 

マズル

ここからは細部を見ていきます。

まずはマズルから。

フラッシュハイダーのこの形状はオリジナル、でしょうか……?

独特な形状をしているのでここは好み次第といったところでしょうか。

固定方法はイモネジとなっており、調整も簡単そうです。

なお、根本にあるネジ山のようなものはフラッシュハイダー用かと最初は思ったのですが、ただのデザインのようです。

 

ハイダーを先端から見たのがこちら。

真鍮製のバレルが入っていることが分かります。

Poseidon Airsoftが特許を取っているインナーバレルを使用しているらしいんですが、ぱっと見では分かりませんね……。

 

ハンドガード

続いてフロント部分を見ていきます。まずはハンドガード右側面。

 

続いて左側面。

 

続いてトップレイル部分。

 

最後に底面。

M-LOKに関しては左右と底面は問題無く取り付けられそうです。

斜め方向は一見取り付けできそうですが、強度を確保する為なのか面に対して45度の角度で穴を設けているので取り付けは難しいかと思います。

なのですが、このハンドガード自体かなり肉厚なので、指を乗せるのに意外といい角度をしています。

特別細いわけではないのですが、悪くはないですね。

 

ハンドガードを外す際は、底面にある六角ナットを回すことで外すことができるようです。

こちらは後日別の記事でということで。

 

レシーバー

続いてレシーバーを見ていきます。

まずは右側面から。

続いて左側面。

マガジンキャッチが大型化されており、押しやすいですね。

ただし、材質はファイバー系のようです。

セレクターはアンビ仕様となっており、取扱いしやすいです。

これも材質はファイバー系のようですね。

ボルトリリースボタンに関してはダミーとなっています。

 

イジェクションポートカバーを開けたのがこちら。

マグウェルのメーカーロゴとPUNISHERの文字が隠れないように計算して作ってありますね……。

 

チャージングハンドルを引いてダミーボルトカバーを開けるとロータリー式のホップアップチャンバーが顔を出します。

ただ、ボルトリリースボタンがダミーだったことからも分かる通り、ダミーボルトカバーがロックされないので少々ホップ調整がしづらいです。

ここは残念なポイントではあるのですが、価格を考えると妥当なのかなと。

 

続いて左側面の細部を見ていきます。

マグウェルにはPOSEIDONのロゴとTRIDENT Electric Trigger Control Systemの文字。

このトリガーコントロールシステムに関しては別途紹介しようかと思います。

それから最近は6mm BB等と書いてあることが多いのですが、この機種は5.98mmと実際のBB弾の寸法に合わせて記載しています。

おもちゃっぽさを少しでも下げようという姿勢が見てとれます。

 

ピボットピンに関してはネジ留めタイプとなっていますね。これは脱落防止加工を施すよりも強度などの面で有利ということかと思います。

ファイバー製のGHK G5もネジ留めなので同じ考え方なのでしょう。

 

続いて左側面後ろ側も。

テイクダウンピンもピボットピンと同様にネジ留めになっています。

アッパーレシーバーには“No Mercy When Poseidon Strikes”のプリント。

ロアレシーバーにはFor Training USE Only POSEIDON Tech Co.Ltdのプリントも。

ここらへんはオリジナルモデルなので雰囲気を出しているということでしょう。

 

レシーバー周りの最後としてチャージングハンドルも見てみましょう。

お分かりいただけるでしょうか……。

これ、アンビ仕様っぽく見せかけたモールドのチャージングハンドルなんですよ……。

最初はちょっと期待してしまったのですが、引いてみてしょんぼりした部分です。

なんとなく可能であればアンビ仕様にしたい衝動に駆られますね……。

 

 

グリップ・トリガー

次はグリップとトリガー周りを見てみます。

グリップは全体を見た時にも書いた通り、ややテカり気味の仕上がりになっています。

テカりが出る代わりに施された側面のシボ加工のおかげでグリップが全く滑る気配はありません。というか、素手だと少し痛いぐらいです……。

 

トリガーはストレートタイプになっているので、最近のトレンドは確実に押さえていますね。

レシーバー一体型のトリガーガードも下に湾曲しているので、グローブをしていても引っかかるようなことは無いでしょう。

 

ストック

続いてストックを見ていきます。

恐らく、Punisher-1の最も特徴的な部分がここではないかと思います。

 

このストックは3段階で伸縮できるようになっています。

まずは最短のポジションがこちら。

 

この状態でロックがかかっているので、MADE IN TIWANのシールが貼ってあるボタンを左右から押すと

ロックが解除され、このように少しだけ飛び出します。

この状態ではロックがかかっていないので、少しだけ引っ張ってロックをかけます。

 

2段階目のポジションがこちら。

 

更にこの状態でロックを解除して引き出すとこのように。

これが最長のポジションになります。

 

この状態で更にロックを解除して引っ張るとストックを外すことができます。

このストックを外すことでバッテリースペースにアクセスが可能になります。

 

ついでにストックを後方から見てみましょう。

中心が見事にくり抜かれた上に、下端に切れ込みが入っています。

ただし、硬質なポリマーなので、ブレイスのように腕をはめることはできないでしょう。

SBRサイズなので、雰囲気作りという認識でいいかと思います。

 

この後端に棒がついている黒いカバーですが。

 

上から見るとロックがかかっています。

これを押しながら下に回転させながら回すと外すことができます。

 

カバーを外したバッテリースペースがこちら。

端子はミニディーンズコネクタですが、付属のタミヤコネクタ変換アダプタを使うことで市販のLiPoバッテリーを繋ぐことができるようになります。

バッテリースペースのサイズとしてはミニSバッテリーがちょうど納まるくらいの大きさといったところ。

スティック型のET-1の7.4v 1400mAhでは長すぎて蓋が閉まりませんでした……。

 

フロントサイト・リアサイト

本体の最後にフロントサイトとリアサイトを見てみます。

まずはフロントサイトから。

このフロントサイトもポリマー製となっており、かなり軽量な仕様になっています。

かといって仕様に手抜きは無く、ピンの高さが調整可能となっています。

 

続いてリアサイト。

こちらも同様にポリマー製ながらしっかりと左右に調整が可能となっています。

実用する部分は手を抜かずにコストを落とす方向で設計をしていることが分かります。

写真には写っていませんが、リアサイトのホールの大きさは2種類から選択可能となっています。

 

マガジン

最後にマガジンを見ていきましょう。

PMAGタイプのノーマルスプリングマガジンとなっています。

側面には5・15・25の数字とメーカーロゴ刻印。

装弾数は公称値180発とのことなので、Mid-Capになるでしょうか。

この容量ならインドア戦では十分な容量になるかと思います。

 

まとめ

外観としては、ポリマーを多用することで軽量化を図りつつも、安っぽくならないように細心の注意を払ったモデルなのではないかと思います。

今回購入したのはイベント特価だったので2万円でしたが、これで実射性能も伴うのであれば入門機用として市場を席捲するようなことがあっても驚きません。

Vショーで触らせてもらったデモ機はバネ鳴りなどもなく、静かだったので実射性能も期待しています。

 

一方で私の運用方法としてはバックアップとして持ち運ぶことがメインになるかと考えています。

サバイバルゲームに行って何が悲しいって、メインで使っているものでトラブルが発生した時に予備が無いと眺めているかレンタルするかしか無いですからね……。

そんな状況でバックアップがあると本当に心強いんですよ。

このPunisher-1に至っては重量が2kgちょっとと東京マルイのMP5と大差が無い重量でM4系マガジンを使用できるのはバックアップとして最適ではないかと。

この軽さなので、メインに使っても活躍してくれるのではないかと期待しています。

 

実射に関しては再来週に行ければいいかなと考えています。

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