Vector Optics Forester Jr.のフィールドレビュー

先日、Forester Jr.の使用感を確認する為に友人と一緒に私設のシューティングレンジに行ってきました。

今回は比較対象として、NOVEL ARMSのTAC-ONE 12424 IRやVortexのStrike Eagle 1-6x AR-BDC3も紹介しようかと思います。

 

外観などに関してはこちらをご覧ください。

Vector Optics製初心者用スコープ Forester Jr.のレビュー

 

 

レンズの明るさ・縁の比較

まずはTAC ONE 12424 IRと比較しながらレンズの明るさと縁の厚さを見ていこうかと思います。

今回、これが一番顕著に差が出たんですよ……。

 

まずはForester Jr.の1倍から。

やはりForester Jr.は他のForesterシリーズ同様、縁の薄さは素晴らしいですね。

また、写真右側に写っている木を見てほしいのですが、若干白飛びしかけています。

これは、スコープの明るさを基準にしている為、白飛びが少なければ少ないほどレンズが明るいと考えていいかと思います。

 

それに対して国内メーカーのNOVEL ARMS TAC ONE 12424 IRの1.2倍がこちら。

縁の厚さが比較にならないのに加えて完璧に白飛びしてしまっているのがお分かりいただけるだろうか……。

スコープ内も若干露出過多の傾向にあるとはいえ、ここまで極端に差が出るとは思っていませんでした。

 

発売当時は評価高かったと記憶してるんですけどね、TAC ONE……。

 

続いて、Forester  Jr.の4倍。

倍率を上げると縁が太くなってくるのは仕方が無いですね。

肉眼だとあまり気になりませんが、明るさに関しては若干暗くなっているようです。

 

続いて、TAC ONEの4倍がこちら。

こちらもスコープの中も白飛びしかけているとはいえ、右側の木が完全に白飛びしてしまい、酷いことになっていますね……。

ここまで顕著に差が出るのが分かっていたなら、一眼レフも持っていって露出や絞りを統一して撮影すれば良かったと後悔するレベルです。

縁の厚さに関しては、1.2倍時と比較してもあまり差が無いのは特徴ではないかと思います。

 

ちなみに参考までにVortexのStrike Eagle 1-6x AR-BDC3の1倍と6倍がこちら。

このクラスになると更にレンズが明るくなりますが、サバイバルゲームで使うのであれば趣味レベルのものになるのかな、と。

Strike Eagleは4倍近い価格ですし、Forester Jr.も十分明るいので、サバイバルゲームで使うには問題無いと思います。

 

それから、夕方や若干暗い環境でのレティクルの見やすさについて。

写真を上手く撮れなかったのですが、意外なことに日が暮れ始めた時間でもレティクルを見失うことがありませんでした。

レティクルがバージョンアップされているので、もしかしたらイルミネーション無しでも見やすいように改良されているのかもしれません。

 

 

アイボックス

続いて、アイボックスを見ていきます。

今回もアイボックスは動画にしました。録画する時にちょっと失敗しているので、見づらいかもしれませんが……。

 

まずはForester Jr.のものから。

本当に1倍時のForester Jr.の視野とアイボックスは広いんですよ……。

1倍時の歪みは気になりますが、販売価格を考えれば脅威的としか言いようがないんですよね……。

4倍時は流石にアイボックスが小さくなってきますが、これは他のスコープ類も同じなので、そこまで神経質にならなくていいかと思います。

そもそも、ショートスコープは低倍率で使用するのがメインですからね。

 

続いて比較対象のTAC ONE 12424 IRがこちら。

こちらに関しても、1.2倍時であれば極端にアイボックスが狭いということは無いのですが、縁が厚いので視野がどうしても狭くなってしまうんですよね……。

恐らく5年前なら選択肢として挙がっていたと思うのですが、最近のスコープを覗いてしまっていると物足りないと思ってしまうのが正直なところです。

 

スルーレバーの位置

さて、ここまでは光学性能をかなり褒めてきていますが、気になるポイントが無いわけではありません。

例えば、スルーレバーの位置が顕著に改善要求したい例です。

友人のAR15に載せた写真なのですが、1倍時のパワーセレクターレバーの位置がバックアップサイトやケースディフレクターと思いっきり干渉する位置にきてしまうんですよ……。

素手であればなんとか操作できると思うのですが、グローブを着けていると操作性が劣悪になる可能性が非常に高いです。

構え方などで載せる位置が変わるとはいえ、使いにくさを感じてしまいますね。

倍率を決め打ちで使うのであればいいのですが、そうなると固定倍率と変わらないので……。

 

まとめ

Forester Jr.をフィールドで比較しながら使ってみると、価格以上の性能があることが容易に分かります。

個人的には10000円以下のショートスコープのお薦めを1つ挙げろと言われたら確実にForester Jr.を挙げることになります。

そのくらい、光学面で妥協するところは妥協しつつ、必要な部分はしっかりとまとまったスコープだと思います。

 

一方で、スルーレバーの位置など、設計に課題があることも確かです。

操作のしにくさは色々と問題があると思うんですよ……。

 

イルミネーションが無い点に関しては、サバイバルゲームに使う限りは無くても問題無いレベルにまとめてきたのは素直に凄いな、と。

レティクルを調整することでここまでできるものなんですねぇ。

 

もしForester Jr.の購入を検討する場合、

  1. コストパフォーマンス
  2. 操作性の問題点
  3. イルミネーションの必要性

の3点をしっかりと把握していれば十分満足いくものになるかと思います。

また、操作性の向上やイルミネーションが欲しいとなった場合にもForester Gen.2がその受け皿になっています。

 

但し、このForester Jr.を買うと確実に“より良いスコープ”が欲しくなってくるのも事実です。

TAC ONEを提供してくれた友人、EOTech Vuduを持っている友人、私の3人の意見が『そのうち4~5万円クラスのものが欲しくなる、踏み台的なスコープだよね』で一致してしまったんですよ……。

 

外観を見た際にも書きましたが、スコープ沼入場チケット的な代物なので、覚悟を持って購入することをお薦めします。

 

 つぼみアームズのForester Jr.購入ページはこちら。

 

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