撮影機材としてSHURE MV88+ ビデオキットを購入してみました
1月末に友人の紹介で訪問したシューティングレンジでPunisher-1の試射を行った時の動画編集をしていた際に、ターゲットにヒットした音を聴き分けるのがあまりにも大変だったのでスマートフォン対応のマイクキットを購入してみました。
発射音とヒットした音が被ってしまった場合、波形の微妙な変化を見分けた上で耳でも確認してカウントするのにかなり時間がかかってしまったんですよ……。
簡単に動画を撮るだけなら今はスマートフォンだけでも十分だと思うんですが、マイクだけは進化しませんからね。
というわけで、今回購入したのはSHUREのMV88+ ビデオキットになります。
音楽業界では定番かつ、私がオーディオ沼にはまっていた頃からイヤフォンを愛用しているメーカーなので信頼できるかなと。
とは言え、状況が状況なので、いつ撮影に使えるかは怪しいところなのですが……。
目次
パッケージ
今回もまずはパッケージから。
意外とコンパクトで、片手に収まる程度のサイズです。
パッケージを開けると収納ポーチとマニュアルが出てきました。
これを収納ポーチを開いて、その他の付属品を並べてみました。
収納ポーチにはマイク本体と付属品。その他、ミニ三脚と簡易マニュアル、保証説明、使用前の注意事項が入っていました。
パッケージを見た時は並行輸入なのかと思ったのですが、しっかりと代理店もついていたので安心できます。
マニュアル類と収納ポーチを除外したのがこちら。
- MV88+本体 x1
- マイクホルダー x1
- スマートフォンホルダー x1
- Manfrotto製ミニ三脚 PIXI (SHUREロゴ入り) x1
- Lightning – Miro USBケーブル x1
- USB-C – Micro USBケーブル x1
Lightning – Micro USBケーブルに関しては、純正品以外は見つからなかったので紛失しないように気をつけたほうがいいでしょう。
純正品が3000円ちょっとで販売されているのですが、流石にコストパフォーマンスが悪いにも程がありますからね……。
USB-C – Micro USBケーブルに関しては700円程度で売っているんですがね……。
本体細部
それでは、実際に組み立てたりしていきます。
まずはMV88+本体から。
このマイクはステレオ録音に対応しているので、左右が設定されています。
ぱっと見で分かるように、右側にはRのシルクプリントが
左側にはLのシルクプリントが施されています。
ちなみに上面にはSHUREのロゴが印刷されています。
背面にはMicro USB端子とイヤホン用の3.5mm端子が設けられています。
イヤホンを接続すればマイクで収音した音をそのまま聞くことができます。
……サバゲ中に索敵目的で使えたら面白い、のか?
続いて、ホルダー類。
左はマイク用のホルダー、右側がスマホ用ホルダーになります。
両方とも3/4インチネジに対応していることに加えて、スマホホルダー上部のホットシューにマイクホルダーを固定するすることもできる構造になっています。
ここらへんを使えば、恐らくガンカメラ替わりに使うこともできるかと思います。実用性があるかは分かりませんが。
最後にミニ三脚を見ていきます。
反射してしまって見づらいですが、脚の部分にSHUREのロゴが入っています。
また、赤いボタンは押し込むと雲台の角度を変えられる仕様になっているので、置く場所に合わせて角度を変えられるようになっています。
展開したのがこちら。
材質がプラスチックだったので剛性は期待できないかと思っていたのですが、意外と安定しています。
組み立て
それでは、ミニ三脚とマイクで実際に組み立ててみます。
まずは最小構成。
この場合、スマートフォンは手で持って操作する必要があります。
スマートフォンホルダーも取り付けたのがこちら。
今回使用したのはサブ機として保管していたiPhone6sです。
感覚的にはiPhone 11 Pro Maxも固定できるのではないかなと。
また、三脚を畳んでグリップとして使用することも想定しているようです。
まとめ
当初はシューティングレンジなどで試射を撮影する為に使うことを想定して購入し、実際に収音して聞いた限りでは音質も良好で使い勝手が良さそうです。
また、当初の想定とは異なりますが、ピカティニー規格に対応したカメラマウントさえ使えば、サバイバルゲーム中に録音・撮影がしやすくなるかと思います。
本体も非常に軽いのでガンマウントして使っても邪魔にはならないのではないかなと。
GoProで撮影したこともあるのですが、どうしても音に臨場感が無かったので諦めたことがあるんですよね……。
これならスマホの取り付けや保護をどうするかという問題はありますが、フィールドで撮影の幅も広がったり、ゲーム後に自分の行動を振り返る際の指標にしやすくなりそうです。