SIG AIR Proforce M17 CO2ガスブローバックの簡易内部レビュー

前回はSIG AIR Proforce M17 CO2 ガスブローバックの外観を見ていきましたが、今回は引き続き内部を見ていきます。

SIG AIR Proforce M17 CO2ガスブローバックの外観レビュー

 

分解自体は非常に簡単なのですが、色々と難点もあるシロモノなので、購入の際はしっかりと使い方を考えておいたほうがいいのではないかと思います。

 

 

スライド周りの分解

今回は簡易内部レビューなので、スライドの分解から始めていきます。

まずはスライドストップを取り外します。

通常はテイクダウンレバーがスライドと並行になっています。

 

取り外す際は、スライドを引いた状態でテイクダウンレバーを90度回します。

 

スライドの外し方自体は他のハンドガンと大きな差はありませんね。

 

ちなみに、今回の個体はスライドを外したところ、中からOリングが落ちてきました……。

 

順番が前後してしまいますが、確認したところ、アウターバレルの根本についていたもののようです。

具体的にはリコイルスプリングガイドを外したこちらの写真を参照。

 

そして、後日改めて代用品のOリングを購入してはめたのがこちら。

位置から考えると、引きバネが暴れないようにするためのもの、ですかね……。

ただ、引きバネに引っかかって簡単に切られてしまいそうな気もします。

 

なお、代用品は内径14mmの耐油性のOリングを使用しました。

 

順序が逆転してしまいましたが、取り外したスライド全体像がこちら。

リコイルスプリングガイドを受ける部分の下に穴が開いているのが残念ではありますが、フロントサイト組み込みの作業性やカスタマイズなどを考えるとこうするしかなかったのかもしれませんね……。

リコイルスプリングガイドでのホップ調整は、アウターバレル下側に空いた窓からダイヤルを回す形になっているようです。

 

ここからは。オプティクスマウントカバーを取り外していきます。

スライドの後端のネジを外すとリアサイト及びオプティクスマウントカバーを取り外すことができます。

 

取り外したリアサイトとオプティクスマウントカバーがこちら。

樹脂製のため、強度的に不安を覚える構造かと思います。

一応、メタルシャシーが入っているので、ある程度の強度は確保できているとは思うのですが、それでも強度が不安になってくるんですよね……。

なお、既発の海外仕様向けオプティクスマウントカバーとは互換性が無いようなので、当面の間は光学機器を載せることを考えずに、そのまま使うのが無難かと思います。

 

ロアフレームの分解

ここからはロアフレームを分解してみます。

とはいっても、ファイアコントロールユニットを取り外すだけなので非常に簡単です。

 

まずはスライドを外しただけの状態がこちら。

この状態からファイアコントロールユニットを引き抜きます。

 

スライドストップ及びセーフティが引っ掛からないように注意しながら持ち上げます。

これだけでファイアコントロールユニットが引き抜けます。

 

そのファイアコントロールユニットの左側がこちら。

実物と構造は若干違いますが、P320シリーズの機構をしっかりと再現しており、見ているだけで嬉しくなりますね。

 

難点としては、セーフティの固さでしょうか。

フレームに組み込んだ状態でも片手で操作するのは厳しい重さになっているので、要調整といったところでしょうか。

 

続いて、ファイア・コントロール・ユニットの右側及び上側から見るとこのような感じになっています。

 

右側面のシリアルナンバーやアンビ化されたスライドストップ・セーフティなど、しっかりと作り込まれています。

なお、ハンマー周りの構造は流石に実物と異なっているのは仕方が無いですね。

 

個人的には、スライドやフレーム、ファイアコントロールユニットをバラで売って、好みのモデルを作れるようにしてくれたら非常にありがたいのですが、なかなかそうもいきませんよね……。

 

なお、今回の個体のロアフレームは、NOVA製のX-CARRYフレームに換装されたのですが、今回は紹介していないマガジンキャッチの交換も含めて2~3分で作業が完了してしまったとのこと。

このX-CARRYフレームであれば、セーフティのオミットもできるので、調整から解放されます。

 

 

まとめ

今回はLayLax取り扱いの、SIG AIR Proforce M17 CO2 ガスブローバックを簡易分解してみました。

ファイアコントロールユニットの構造など、P320シリーズの特徴をしっかりと再現しているあたりは、非常によくできていると感じています。

 

一方で、外観レビューでも触れたように、本来の設計とは異なり、スライドを樹脂製に変えたことで色々と無理が出てきていると思わされるのも事実です。

素材の変更で強度が落ちていることに加えて、CO2のリコイルを強く受ける部分には過負荷がかかって破損する可能性も十二分にあるかと思います。

例えば、リアサイトとオプティクスマウントカバー周りは強度不足で破損してしまう可能性が高いかと思います。

 

また、操作系に関しても、しっかりと調整されているとは言い難く、調整ができないのであれば初心者が手を出すと痛い目に合うのではないかと思います。

 

これらをまとめると、自分で不具合を改善できるだけの技量がある方が買うべきものであり、初心者が買うと苦労させられるシロモノになってしまうというのが私の所感になります。

 

CO2にこだわりが無いのであれば、まだ発売日が未決定とは言え、東京マルイがP320の開発を進めているようなのでそちらを待つのも一考ではないでしょうか。

 

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